「Good&New」をリモート朝礼に取り入れてみて感じたこと。
私が勤める株式会社KNOCK(以下、KNOCK)では5月から「Good&New」という取り組みを、毎朝約5人1組で行なうリモート朝礼に取り入れています。
人間の脳は意識したモノ・コトの情報を無意識に収集する癖があると言われており、私自身それを実感した経験があったため(その話はまたいつか・・)、「Good&New」ワークを知ったとき、すぐにKNOCKで取り入れたい!と思いました。
「Good&New」ワークをすることで、「良いこと」や「新しいこと」に気付きやすくなれば、メンバー同士お互いの良いところにも気付きやすくなると思います。そして、社内で感謝や褒め合う文化ができれば、働く環境には絶対的にプラスの影響が生まれます。
まだワークを開始してから約3ヶ月弱ですが、実際にやってみて感じたことがあったので、3つここに記しておこうと思います。
グループやコミュニティ運営をされている方には、参考になることがあるかもしれません。3分ほどで読める文章なので、宜しければご一読ください♪
感じたこと(1):グループメンバーへの理解が深まる
まだ「Good&New」ワークを始めてから日は浅いですが、グループのメンバーが日頃どういうことを考えているのか、何に興味関心を持っているのか、どんな事を嬉しいと思うのかなど、ワークをする前に比べて少しだけその人の考えを知れるようになった気がします。
また、個人的な会話が生まれにくいチャットやオンラインミーティングが中心のリモートワーク環境下で、「Good&New」ワークは仕事に関係のない会話が増えるため素直な感情が見えやすい気もしています。
雑談にも思えるような5分程度の会話ですが、仕事上のコミュニケーションだけではなかなか知り得ないことを知る機会にもなり、メンバー間で共通点が見つかったりもして、個人的には心の距離が縮まった感覚があります♪
感じたこと(2):自分に対する理解も深まる
これは複利的な要素ですが、毎朝「良かったこと」や「新しい発見」を話すことによって、自分がどういう出来事を”良かった”と感じているのかがよく分かります。
私の場合は、気付けば日々の食事に関する話題が多く、「好きなものを食べられる喜び」が自分にとって重要なことなんだと改めて認識できました。
また、物事の良い面に目を向けやすくなったり、「新しい発見」に気付ける回数が増えたようにも感じています。
感じたこと(3):リモート環境では前向きな姿勢と工夫が必要?
「Good&New」ワークは、対面で行なうモチベーションアップの方法として紹介されていることが多いのですが、リモートで行なう場合には前提として、ワークに取り組む参加者の姿勢が前向きであることが必要なのではないかと感じました。リモートではどうしてもカメラに収まる範囲内しか見ることができず、相手側の空気感を感じ取ることも難しくなります。
万が一、参加者が「これ意味あるの?」「めんどくさいなぁ」「時間の無駄だよ」といったような気持ちでワークに取り組んでいたとしたら、効果を得るまでに長い時間を要してしまうかもしれません。
ワーク開始当初に目的を伝えていても、人は忘れる生き物です。
取り組むメンバー全員が効果を得られるようにするためにも、このワークを行なう目的を常に見える化しておいたり、定期的に目的の共有をしたりすることで、ワークをやることの意義を理解し続けておいてもらうための工夫が必要そうだなと感じました。
終わりに
「Good&New」ワークを取り入れて、実際に感じたことを3つ紹介させていただきました。まだ日は浅く、あくまで個人的な見解ですが、現時点ではこのワークに取り組んでみて良かったなと思っています。
今後また新たな発見があった際には共有させていただきます。もしトライした方や取り組んでいる方がいらっしゃったらぜひお話聞かせてください♪