スピード感ある経営者さんに「さすがです」と言ったら「世の中が遅すぎて引く...」と言われたハナシ。
お世話になっている経営者さんに心から尊敬している方がいる。
その方は一代で年商数十億円の企業を興し、若手経営者としても注目される方で、私は彼と仕事で関わらせていただくようになり、仕事の進め方、ビジネスパーソンとしての基礎を学んだ。
知り合って、約7年となる今でも、彼の行動には見習うことばかりで、最近では先日のエピソードが印象的だった。
コンマ0秒で行動
...それはとあるプロジェクトで問題を抱えており、彼に問題を報告しているときだった。
問題を報告し終わると同時に、何も言わず電話をかけ始めたのだ。
「何か急ぎの用事でもあるのだろうか?」
と思った私は、すぐに勘違いに気付かされる。
会話の内容は問題あるプロジェクトの件、問題のボトルネックとなっている社員に電話をかけ、早々に問題解決をしていたのだ。
その電話1本で、問題はスッキリ解決。
問題解決にかかった時間は、相談から5分もかかっていなかった。
「さすがですね」なんてことはない
彼のスピード感を知ってはいたものの、何度 目の前でその行動力とスピードをみても驚く私は「●●さん、さすがのスピード感ですね」と言った。
でも、その次の一言に更に考えさせられたのだ。
「いや...世の中が遅すぎて引く。」
(何故すぐにできることを先延ばしにするの?)
別に、彼は私を批判しているわけではなかった。
それでも私は "心をえぐられる" ような気がした。
その理由は、日々の自分の行動の中に「もっと速くできるのに、なぜか、全然スピード感を持ってやっていないことがたくさんある」ことを見透かされているような気がしたからだ。
日々の行動の積み重ねがイケてる人を作る
日々の小さなイケてる行動の積み重ね。
そしてその蓄積が圧倒的な差になっている。
私がこの1件を通じて得た学びはこれである。
圧倒的な成果や結果は、一夜にして出るわけではない。
ちょっとしたことの積み重ねで、イケてる結果を出せる。
それなら、やらない手はないじゃないか?
そんなことを強く感じたエピソードだった。
Twitter のフォローもお待ちしています🦜✨