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骨折日記 日本編① 経路

これまでのあらすじ

2024年2月にノルウェーの凍結した路面で滑って転んで、右脚の脛骨と腓骨を骨折
その場から動けずもちろん立ち上がることは出来なかったので、救急車のお世話になり救急病院へ搬送される
後日、別の大きな病院で骨を固定する為のプレートとボルトを埋め込む骨接合術を受ける
数ヶ月後、経過観察のレントゲン撮影の時にプレートとボルトはいつ除去するのか医師に聞いたところ「除去はしない、一生このまま、ノルウェーではそれが普通」と言われてしまう
骨が癒着しても一生プレートが埋まったままは何か嫌だと思った私は、日本で抜釘術を受けることにする


抜釘術を受ける為に日本へ

2024年11月〜12月、日本へ一時帰国
今回の旅の最大の目的は抜釘術を受けること
いつもはホテルに宿泊するのだけど、今回は約2ヶ月間の長期滞在なので、都内のマンスリーマンションも借りた

まずは都内の整形外科クリニックへ行き、レントゲン撮影と大きな病院その①への紹介状を書いてもらう
ネットで予約を取り、紹介状を持ち、大きな病院その①へ行く
抜釘術をしたい旨を医師に伝えたのだけど、「別にする必要はない、一生このままで問題ない、除去するにしても骨折して1年以上経過してからじゃないと駄目、ノルウェーで手術したのなら日本とは違うプレートを使っている、この形状は見たことない」と色々言われ断られてしまった

どうしよう、この為に準備してきたのに手術出来ないのか
しかし今回出来なければ、時間が経過するほど骨とプレートががっちり癒着してもう取れなくなるかもしれない

諦めきれないので、再び同じ整形外科クリニックへ行き、今度は大きな病院その②の紹介状を書いてもらう
大きな病院その②の医師は「手術出来ますよ、プレートも日本で使っている一般的なものと同じだと思う、問題ない、いつ手術が良い?来週はどう?」とあまりにもあっさりだったのでビックリ
初診からもう次の週には入院・手術することが決まった
都内の病院は混んでいてすぐには入院出来ないかもしれないと思っていたので、すぐに決まって一安心
その日のうちに手術を受ける為に必要な検査を色々とする

それにしても病院や医師によって対応が全然違うんだなということがよくわかった
大きな病院その①の医師の言ってることは一体何だったんだ
セカンドオピニオンは大事だな!
最初の病院で諦めなくて本当に良かった

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