骨折用語
脛骨(けいこつ)・・・膝下の足の内側の太い骨
腓骨(ひこつ)・・・膝下の足の外側の細い骨
内果(ないか)・・・脛骨の下、内側のくるぶし
外果(がいか)・・・腓骨の下、外側のくるぶし、突起部分
足関節果部骨折(そくかんせつかぶこっせつ)・・・内果、外果の足首の骨折
三果骨折/コットン骨折・・・脛骨の内果と後果、腓骨の外果(稀に前方)の骨折
ニ果骨折・・・脛骨の内果、腓骨の外果の骨折
完全骨折・・・骨と骨が完全に断裂している骨折
横骨折・・・骨の長軸に対して垂直に折れた骨折
螺旋骨折・・・骨の長軸に対して螺旋状に折れた骨折
斜骨折・・・骨の長軸に対して斜め上折れた骨折
粉砕骨折・・・1つの骨が2つ以上の骨片に割れた骨折
分裂骨折・・・粉砕骨折の1種で、1つの骨がいくつかに分かれて折れた骨折
不全骨折・・・骨が完全に断裂せずに一部が繋がっている骨折
亀裂骨折・・・骨に亀裂やヒビが入った状態
骨膜下骨折・・・骨は完全に離断しているが、骨膜の損傷が全くない状態
閉鎖性骨折/単純骨折/皮下骨折・・・皮膚の内部で骨折した状態
開放骨折/複雑骨折・・・骨折した骨の端が皮膚を突き破り、骨が外に側に露出した状態。雑菌による感染症を引き起こす危険性がある
髄内釘(ずいないてい)・・・骨折部位を固定する為に骨髄内に挿入する釘
抜釘術(ばっていじゅつ)・・・骨が癒着したら、手術時に挿入した金属(チタン製プレート、ネジ)を除去する手術
内固定・・・プレートやネジなどの金属で骨折部を内側から直接固定する手術
外固定・・・ギプスなどで皮膚の外側から骨折部を固定する
ギプス・・・包帯状の繊維にグラスファーバーが付着していて、水を付けて骨折部に巻くと数分で硬くなって固まる。ギプスは昔は石膏だったが、今は軽くて強いグラスファイバー製が主流
シーネ・・・添木(副子)。ギプス包帯を折り重ね、骨折部に当て包帯で巻いて固定する。着脱が可能
シャーレ・・・添木(副子)。ギプス包帯を全周に巻き、半分に割って包帯で巻いて固定する。着脱が可能
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