幸せの温度と心の温度〔6/7)
夢中になれるもの
ただ、それしか目に入らなくて
ときめくもの
心がワクワクして目が輝いて
そうしたものに手を伸ばしてみるけれど
幸せを温かい温度だとしたら、
この温度は人との関わりでしか成り立たない?
それはカイロみたいな一時的なものなのか
それでも僕は 燃え尽きてもまた 笑いたい
こんなのは、わがままな戯言なのだろうか。
今日は、ちゃんと起きてる。
そう1週間ぶりに外に出たんだ。
外は紫陽花が綺麗でねぇ〜、、え?聞いてない?仕事しろ?いやいや、、まだこちらの世界の仕事も終わってないのに。何さぁもう、人が気持ちよく話し始めようって思った時にさぁ!
はいはい、じゃあちょっと失礼して。
「最初に音をくれるユリさんへ
やぁ、お花畑の花さん達。どうも、今日もたくさん昼下がりに楽しくみんなで歌を歌ってた?もう6月だもんね。未だに
♪6月の花園には〜 夢と幸せがいっぱ〜い
って突然合唱が始まったのは、ビックリしたよ。ユリさん、最初に音をくれてありがとう。あぁ、あと何気に歌いながらラブラブだったご夫婦は仲良くしてる?笑 花だってみんな好きな花とどうぞ仲良くね。そして、キラキラ美しいままでいてくださいね。僕は 今度会えたら花として、、、は別に認めてもらわなくていいけど ちょっとは褒められたいな。そうなの、褒められて伸びるタイプなんだ。僕もいつか皆さんみたいに、綺麗なハーモニーを、自分にしか出せない声で一緒に歌えたらいいね。 太陽たくさん浴びてね!ビバ!日光浴!! 愛を込めて」
はーい、おっけい!
いやぁ、久々に外に出たけど紫陽花とかとても綺麗で 通り道に咲いてる花を写真で撮ったりしたんだ。そして、街へ着いて花屋さんを通って、その足を2.3歩後ろへ戻る。紫陽花だ。まぁ、綺麗に咲いてるなぁって眺めているけど その値段を見て(わぁ、、、)って思った。
花に値段をつけた最初の人って凄いよね
どんな基準でお金や値段を当てはめたんだろう。
花束💐を作った人も凄い
最初のきっかけは、愛する誰かへの贈り物だったのかなぁ。さぞ綺麗で美しい花に違いない
そんな大切に思えるような相手が、いつか出会えるのだろうか。この世界の人は、何歳までに結婚して、何歳までに子供を、、!!って凄い計画がある人がたくさんいるんだって。
なんか、そのために生き急いでるみたいに見えてしまうんだ。そんなの、出会って仕舞えばそれまでの価値観も常識も感情で吹っ飛びそうなのに。
それにさ、自分が好きになった人が
自分という人間を好きになることって、
本当に奇跡的で凄いことなのに、その凄さをみんなは知ってるのかねぇ?本当に奇跡的な確率だと思っちゃうんだ。
この世界にはたっくさんの人がいてさ、いろんな価値観や当たり前があって。それでも誰かと出会って、変わって 真っ白なキャンパスに、相手の色が混ざって もっと知りたいって 想いと思いが交わっていく。溶け合っていく。
好きな人を見て、自分の希望だと思えるような
幸せであってほしいと 願えるような
何年経っても 隣で手を繋いで 笑いたいステキな人に いつの日か出会えるのだろうか。
きっと、その時の自分は 今とは全然違うんだろうなぁ。どんなことが好きで、何をするのが幸せで、どんなところが好きなんだろう。一度一緒に乾杯して語り合いたいな、オレンジジュース飲みながら。え、好きでしょう!?今日2杯も飲んでしまったぞ、、100パーセント最高だぜ
「幸せとは」
ってことを、大人になったら壁として
目の前に突きつけられるのかなぁ。
一体、自分は何のために毎日生きているんだろう?好きなことをして、満足して、終わり。
そんな単調な自分の存在意義とは何か 答えが分からなくて でも、答えを見つけたくて不安定なシーソーゲームのようなスリルを求めてる自分がいつか現れるのかなぁ。
その時になったら分かるさ!なーんて、無責任なこと言いたいけど、誰も教えてくれないがために 物事を得か損か、でしか見えなくなってしまうのだろうか。それが大人になるってことだとしたら、とても怖いことだなと思ってしまう。だってそれは、いつか不思議の国の彼らと会う道の扉が目の前から 突然姿を消しちゃうってこととイコールだと思うから。
嫌だなぁ。消したくない、
このまま、知らない世界やときめきを
当たり前の日常を、ちょっと不可思議な何でもない日に たくさんの素敵な所や良かった探しをしたいだけの単純なやつなんだ。僕は、、。
だから、この世界に手を振る前に
出来ることは ぜーーーんぶ楽しみたいし、
いつまでも いつまでも 素直な心で居たいだけ
心から一緒にいたい人がいれば、
手を繋いで 顔を見合わせて 微笑み会うだけ
今日の何でもない日の幸せを 噛み締めながら
2020.6.7
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