【エッセイ】魔女みたい
気づけば大好きなハロウィンが終わっていた。
おばけ、魔女、カボチャ🎃
じゃっくおーらんたん。
いろんなことが、いろんな場所で起こった今年のハロウィン。安定に仕事で、夜遅い帰路でした。
今これを読んでいる貴方にお聞きしたいのですが、
「魔女ってどんなイメージですか?」という、
なんとも突拍子もない質問。
というのも、職場に新しく買ったマントみたいなアウターを買って着ていったとき。
「わ、今日なんかめちゃくちゃ魔女っぽいね」
褒められているのか、よく分からず
その場は笑ってやり過ごし、なんなら冗談半分で受け流した。
昨日、ボルドーの新しく買ったワンピースを着て行った。それは少し珍しい形で、背中の部分に大きなスリットが入っていた。
「今日、魔女じゃん。てか、ワイン色だね、ワイン飲み過ぎたからじゃない?」といじられ、面白いなぁというように笑われた。
私も悲しいことがあって、ついつい飲み過ぎてしまったんですと自虐ネタで走ったことを絡めて愛のあるイジリをされたのだろうが、それも笑ってやり過ごした。
そのワンピースは、他のお店の人(よく遊びに来る人)からも、「なんか背中(のスリット)から触手とか出てきそう」と言われ
まぁ、今読んでいらっしゃる漫画にそういうシーンがあるらしい。丁度ハマっているみたいだ。
「やめてあげてー?泣いちゃうじゃん」と笑ってフォローして下さるけれど、私もやはり笑うしかなくて。
魔女っぽい。魔女みたい。
…どういう意味、なんだろう。と意味もなくそうした些細な一言に引っかかってしまうのは悪い癖だ。
正直好きな服だけど、着るのが少し抵抗を感じてしまう。勿論、いじられた後に「可愛いかわいい」と優しく褒めて頂いたけれど、。うん、ありがたいけど、、うん。
正直、いつも素直に受け取れる感情の3分の1足らずの感情しか残らない自分に、嫌気が差してしまう。
最近、心の余裕がない自分を嫌でも感じてしまって
とても心地が悪い。ホテルのような何も無い空間で、何も考えていたく無い欲求にかられる。
朝、布団から出たくなくてギリギリまで入っているツケが回って30分で急いで支度をして。
あーー、しまった電気消し忘れたことに気づいた。
帰ったら怒られるんだろうなぁ、あーあーやっちまった。そんな事を考える朝。
つまるところ、洋服選びに恐怖を最近感じる。
ファッション好きなのに、全然てんでダメで、
お金ばかり飛んでは、その自分の存在価値を埋める
手段のように洋服やアイテムを探して縋りつこうとしている。そんな自分がみっともなくて、本当に嫌だ。
今日は、読んでてネガティブな言葉が溢れまくっててすみません。色々と、余裕がないと頑張れる元気がないと、こうも卑屈になってしまうみたい。
あーー、これが。
魔女っぽい、という事なのだろうか。
なーんてね。お付き合いありがとう。
また、他愛もない語らいを。
2022.11.01
今日から11月。さよならハロウィン🎃
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?