いつから

いつから　「頑張ろう」という言葉を

自分に言い聞かせていたんだろう。

今は苦しくても、きっとなんとかなる

やれば出来る。努力が足りないだけ。

勿論、全部強くなるために大事な事だと思う。

けれど、自分の心が壊れてしまっても？

（もう嫌だ、分からない、助けて）

そんな心の中の叫びが　聴こえないフリをして

自分を1番大事にしなきゃいけないのは

貴方自身じゃないのかい？

そんな風に思ってしまう。

常識も誰かが作った妄想の一部でしかないんだ

でも、全部から逃げろって訳じゃない

本当にやりたいこと、守りたいモノ

手を伸ばして　誰よりも高く飛びたいって

思えるものがあるのなら、

それは貴方が乗り越えるべき　歩んでいくべき

「道」だと思う。

いつだって、誰かの「大丈夫だよ」の言葉を

心のどこかですがっていて　甘えたいけれど

本当は、本当は

自分はこんなところで終わらない、

もっと、もっと楽しいこと　ワクワクすること

人生の時間でも足りないなって

一生懸命生きたわ、はー楽しかったって

試合終了した達成感みたいなそんな充実感を

全身で感じられるように　気楽に生きたいんだ。

僕が今生きている今日も

これまで（あぁもうダメだ）とか

（今日は人生で1番大事な日だ）とか

そうした想いや壁を、毎日これまで

ひとつ　ひとつ　乗り越えてきて

今の自分があるはずなんだ。

あのときガムシャラに頑張っていた自分に

今の僕は何と声をかけるかな。

「未来の自分に会いたいなぁ」と

映画を見ながら呟いた僕は

心の奥で

一体どんな未来の自分に

会いたがっているんだろう。

好きなことには一生懸命でいいと思うけど

誰かの期待、とか。社会、常識　当たり前に

顔も知らん誰かに合わせるために

頑張りすぎる必要は無いと思うんだ。

大丈夫、ちゃんとこれを見てる貴方は

今日も息吸って　吐いて　新しい日を迎えてる。

僕は必ずしも　頑張る＝正義　じゃ無いと思う。

でも　つい、頑張っちゃうんだよね。

そして　いつのまにか　

（あれ？何のために頑張ってるんだっけ？）って

足が自然に止まってしまって

周りを見て焦燥で　（私も行かなきゃ、）って

必死に　「動け、、動けよ、！！」と

苛立って　から回って　急に

その本質が見えなくなって　頑張ってた糸が

ぷつりと切れてしまう感覚に陥る。

毎日、形容しがたい感情が不安が

いつのまにか僕の身体を支配しまくってて

夜も眠れなくて　涙が洪水のように

溢れて　溢れて　止める気力も無くて

悲しくも無いのに　ただそれに身を任せるんだ。

でもそれは今の貴方に必要なことだったのでは？

訳わからなくなって　でも現状を

（どうにかしたい）（変えたい）って

（違う、自分はこんな風になりたいんじゃない）

ってさ。でも、それは　強いこと　だと思う。

現実逃避するたびに　自己嫌悪に陥るけれど、

でも心のどこかで　自分をちゃんと見つめてる。

もっと楽に生きていいんだよ。

もう既に頑張ってる自分に気付いてないだけ。

これまで頑張ってきた自分を

盛大に褒めてあげる日を。

したいことをする　何でもない日を。

作ってあげてもいいんじゃないかなぁ。

もし、気になって（あれやらなきゃ）が

貴方のパーティーに乱入してきそうなら、

紙とかノートとか、そういうのに

雑に書いておいて　

「残念！私は今から何でもない日だから、また会おう諸君！！！」って

肩の関節外れそうなくらい

盛大に手を振ってあげてもいいんじゃないかな。

一生懸命生きる自分を、頑張りすぎる自分を

必要以上に美化しすぎないほうがいい。

悩むことの迷路で自分を迷わせすぎない方がいい

だって自分の人生だから。

楽しいこと、好きなことをするために

貴方しか出来ない事が　きっとあるはずなんだ。

「だいじょーぶ。」

息を大きく吸って　吐いて　目を閉じて

好きなこと　ワクワクすることにちょっと

現実から浮世に小旅行するのも悪くないさ。

人それぞれの道がある。1人じゃない。

僕らは絶対に1人じゃ生きられないんだ。

誰かに支えられて、きっと誰かを支えてるんだ。

貴方を全否定するやつなんて、絶対にいない。

僕が貴方を全力で肯定しよう。

ほら、これで味方1人は絶対にいるじゃん？笑

いま本当にするべきは、

自分が何になりたいのか

見つめ直すことかもしれないし、

スマホや画面から離れて　

静かに目を閉じることかもしれない。

好きな作品を見たり、

大切な誰かと何でもない話をして

心から笑うことかもしれない。

それぞれのペースでいいんだ。

貴方らしく笑える道を一歩ずつ歩めばいい。

でも休憩したくなったら、たまには深呼吸も大事

ずっと走り続けられる人なんていないから。

上向いて　前向いて　一歩踏み出す余力だけ

残すことを忘れずに。

チャージ完了したら　

またかっこよく前へ歩き出す姿を見せてくれよ。

そして、願わくば　

その隣で貴方の話を聞かせて欲しいな。

それで顔を見合わせて笑うんだ。

何度も泣きそうで　苦しくて

でも前へ進みたくて　頑張ったその証を

いつか笑い話になれるように。そんな未来を。

描けたら、最高かもしれないね。

さぁ、今何したい？

自分の心の声は大事にしてあげよう。

君の最大の理解者なんだからさ。

弱さも　今日からはじめたら　

いつか乗り越えられたらそれでいいんじゃない？

歩いて行こう、さぁ一緒に。

尊敬する友人らと未来の僕に捧ぐ。

2020.07.23