良いも悪いもない
ふと空を見上げて、
「ああ、いいお天氣だな」
と思ったのだけれども、
そもそも、天氣そのものには良いとか悪いとかなくて、ただそこに在るだけ。
「良い」「悪い」は、私たち人間の都合で勝手に決めているだけ。
雨が降った時に「あーあ」と思う人も「恵みの雨だ」と思う人もいる。
自然はただそこに在るだけで、それをジャッジしているのはひとりひとりの私たち。
これは、すべての出来事にも当てはまる。
起きた現象に良いも悪いもなくて、自分が勝手に意味付けしているだけ。
だとしたら、喜怒哀楽の怒りや哀しみよりも、喜びと楽しみに視点を向けてエネルギーを注いだらどうだろう。
きっとその結果、また喜びや楽しみな出来事が返ってくるのではないかと思う。