タイの「非常事態宣言」さらに1か月延長
7月22日、新型コロナウイルス感染症対策センターは、非常事態宣言を8月31日まで延長することを承認しました。
同センターのタウィーシン広報担当は、「世界的に新型コロナの感染拡大が続いているなかで、タイは外国人の入国制限や社会経済活動の制限を緩和しようとしており、感染者が増える恐れがあるので、宣言の延長が必要になった」と説明しています。
なお宣言の下、感染拡大防止のため、集会が禁止されていましたが、これについては(延長されず)7月31日をもって解除されます。
タイ国内の新規感染者は、海外からの帰国者を除き、この2ヶ月間確認出来ていません。
◆公共交通機関について
7月1日より学校が再開されたこともあり、以前は間隔を空けての着席が義務付けられていた「BTSスカイトレイン」や「MRT地下鉄」は、通常通り座席を使用できるようになりました。
駅の改札口では、サーモグラフィーカメラによる体温チェックや、駅員による体温チェックが1人ずつ行われ、体温が37.5度以上の場合は、乗車することができません。
なお、すべての乗客は、乗車の際、マスクの着用が義務付けられています。