菊田明美というひと。writing by myunk
◼️ライターの菊地美幸です。勤務先の菊田明美代表のプロフィールを書きました。
包容力の人だと思う。
KIKUTA.G合同会社代表であり、「からだにいいかふぇe´cafe 就労継続支援b 型事業所」の菊田明美代表。
写真はいつものほんのりした柔らかい声で何かつぶやいているような、そんな明美さんのある日のショット。明美さんの気前のよい包容力がこの笑顔にふわりとただよう。
看護師の長い職業体験からくるのか、広く深い経験でつちかったその心は堅牢で、そしてかなりお茶目な方でもある。
食の大切さに目覚めたのは自身の病気の体験によるところが大きいという。
事業所を立ち上げて3年、多忙な日々をおくるもすこぶる元気に毎日働いている。そんな明美さんの元気はどこからわいてくるのだろうかな。
『もうわたしはレールに乗ってしまったの』『毎日が楽しくて楽しくて。楽しいことはどれだけやっても疲れないの』
レールに乗ってしまったの、とさらりと言う言葉に違和感を感じないのは、それが等身大で嘘がないから。歩いてきた半生を本音で表現する潔さもなんだかとても美しいなあと思う。
『ハンディのある方と共に、美味しく輝くをテーマに食の楽しさと大切さを発信する』それが彼女が掲げる生涯のメインテーマだ。
秋の日の枯れ葉のクッションみたいな、冬の日のゆらゆらあたたかいストーブみたいな、春の日のおだやかな陽気にゆるんだ窓辺みたいな、夏の日の大きな樹の下の木陰みたいな。
明美さんの存在は人の心がちょうどよい温度になるようにそこにある。
何か問題が起きてもあわてないところはすごい。ああ確かにあわててもなにもいいことはないんだなと。それがわたしが明美さんからおそわった一番大切なこと。なかなか身に付かないけれど。
いくつになっても育ち続けられる。苦しいことは人それぞれに誰にでもある。だから何回も挑戦できる。
「好きな事をする。からだにいいものを食べる。笑う。だね」
はい、おかげでいつも笑っています。