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【私が知っているビニの話】

(本国AROHAのビニペンさんが書かれたとても素敵な文章だったので訳してみました。まだ勉強中の身なので拙訳で申し訳ありません)
*ムンビンはASTROファン(AROHA)からビニと呼ばれていました。


【私が知っているビニの話】

すごく長い文章になりそうだけど、最後まで読んでくれたら本当にありがたい。

ビニはたまに"悪っぽい芸能人"みたいな掲示物に名前が載ったりしたよね。横長の目と涼しい口元のせいかな。
実際のビニは本当に感受性が豊かで、繊細で心配性で優しい子だった。

SEVENTEENのメンバー3人でお酒を飲みながらV LIVEしてる最中にビニがビデオ通話した事があるんだけど、横にいる他のメンバーは「今放送中だから言葉に気をつけて!」って急いで伝えてて、でもビニをよく知っているスングァンはゆったりと「この子は人の悪口は言わない」って言ってた。

↓ 22:37からムンビン登場(HANAHANAさんの動画をお借りしてます)

嫌いな食べ物の話をする時はいつも
「豆腐は良い食べ物ですが、僕には合わないです」
こうやって話すのが可愛かった。
私だったら「豆腐大嫌い!」って表現するけど、
ビニは毎回そうやって表現してた。

「サラダは良い食べ物ですが、僕には合いません」。
↓(合わないサラダモッパンをするビニ)

ビニはムンビンって呼ぶより ビニって呼ばれるのが好きで「ムンビン」って呼ぶと、ぎこちない感じだって(笑)。
それでファン達がビニを脅迫(?)する時によく
「ビニ、◯◯してくれなかったらこれからムンビンと呼ぶよ!」って言ってた(笑)。

運良くビニが私のメッセージを読んだ日(グーグル発の翻訳はおまけ)

*ムンビンの前に付いてる「독고」が、特攻隊を意味するものらしく、孤立したという意味がある為「孤独」と訳しています。

↓「ムンビン」と呼ばれたくないビニ
(「みょん」さんの動画をお借りしています)

普段の友達にはいつも「そういうこともあるよ」と言いながら無邪気な姿を見せてくれたし、98'sの友達の間ではビニは一番面倒を見なければならないようなタイプだと言われてたけど。

↓1:56のところで誤ってビニの電話番号を公開したウヌ
(HAKONさんの動画をお借りしています)

↓ウヌに起こされたビニ
(トマトマンさんの動画をお借りしてます)

仕事においてはビニは確かにプロでこだわりもあった。

『GATEWAY』アルバムの時、4人は『We Still』を、ビニとラキの2人は『Knock』をタイトル曲にしようって言ってたんだけど、ビニが『Knock』の振り付けまで作ってきて本部長の心を変えたこともある。

ラジオで「ビニがリーダーだったら?」という質問に
リーダーのジヌが「僕たちは練習室から出られなくなる」と言ってたし、末っ子のサナは「普段のビニさんの自己管理を尊敬してる」って言ってた。

自分のすることに自負心があっていつも完璧にやりたがっていたし、その完璧主義の性格のせいで自分に対して満足できなくて苦しい時もあった。
だから、いつもファン達はあの子を『褒め殺し刑務所』に閉じ込めるべきだって意気投合してたよ。

これは推しを”親バカ目線の贔屓目”で見てるからではなく、ビニは本当に客観的に見ても才能に溢れてた人だから。
大きな身長と長い手足を生かしてダンスがすごく上手だったし、私は特にビニの女性アイドルのダンスカバーが好きだった。

その中でも『24時間』と『WANNABE』はビニのレジェンド映像。

↓『24Hours』
(Ode To The Moonさんの動画をお借りしています)

↓『WANNABE』

女性性を戯画化せずに自分のやり方で解釈する点が大好きだった。
偶然そういう解釈が出たんじゃなくて、ビニが自らそういう部分について悩んで考えた結果というのが本当に良かった。

デビューして暫く経つけど、ビニは最近ユニット3枚目のアルバムを出す前にもボーカルレッスンを受けたそうで、ボーカルに対する熱望があるって言ってた。

2019年にビニが活動休止をしたことがあるけど、その時もボーカルレッスンも受けてボクシングも習っていたんだって。(旅行でも行ってこいよ、バカ(笑))

スケジュールがない時はダンスよりボーカルの練習を沢山するって言ってたし、歌手だからボーカルが大事って話もしてたし、基本を知ってる子だったから、いつかソロを出すなら、その時のビニがどれだけ成長してくるのか期待してたよ。

↑ビニが出演したドラマ『人魚王子』について話したインタビューより

ビニは『最新トレンドウォッチリスト』のドアビン講師のイメージのせいでかなり厚かましい性格のように見られていたけど、私が思うに実は調教なんかは上手くないと感じた。

むしろ、いつも礼儀正しいイメージを持つファンもいた。
だからASTRO内の「リア恋バカ」とも呼ばれてた。

ファンサイン会でファンが
「ビニ、『ㅅ』で始まって『해』で終わる言葉は?」
という質問に、とても明るく
「うーん…水害(수해)?」って言う子だよ(笑)。
悪気なくて、ただ本当に頭に浮かんだ単語がそれだったんだと思う。
「違うよ!愛してる(사랑해)よ!」って言ったらやっと「あ!愛してる!」って一緒に笑った(笑笑)

モーニングコール用のメッセージを残してほしいとお願いしたら、
ファンの希望→「ねぇ起きて、朝食作っておいたよー」
ビニが実際に言った言葉→トゥルルル!(アラーム音を真似しながら)「起床‼️起床‼️起きる時間です‼️」

こんなスタイル(笑笑)
実際ファン達も、ビニには恋愛をしようとするのではなく、本当に友達のように、知り合いのように、ビニにはどんな設定もなく接していた。

ファン達が決心して準備した類似恋愛ごっこはよく失敗したけど、代わりにビニはファンの話一つ一つ真剣によく耳を傾けてくれて、ファンサイン会に初めて行ってきたファン達も、ビニの目がとても暖かくて幸せだったという感想でいつもいっぱいだった。

ビニはファン達を彼女のように接するよりは、本当に友達のように接したりした。

ビニが名字をつけて呼ぶのが嫌いだと言ったじゃない?
ASTROのファンクラブ名は 「アロハ」なんだけど、私達はビニには いつも「ロハ」って呼ばれてた。
(*アが苗字でロハが名前とビニは言ってました)

V LIVEのタイトルが「ロハ」で始まったり、天気の話が入ったら、主語がなくてもV LIVEを始めた人はムンビンだろうと思うくらい。

*ムンビンがペンカフェにアップした投稿

そして「傑作」と言って自分が書いた詩をファンにプレゼントしたりした。

私はファンになってから、これがすごく不思議だった。
20代の成人した男性がファンに自分が書いた詩を自慢しに来るということ自体が、とても可愛くて不思議でしょう?

こういうビニの感性をファンも当然可愛がるけど、たまには恥ずかしがりながらペンカフェではかなり揶揄われたりした(笑)

傑作の中に「波動」という詩があるんだけど

バラエティーで文章を書くのが好きだってビニが言うから、MCの方が書いた文章見せてくれるかって聞いたら、その場で自分が書いたあの詩を読んであげるんだよ(笑笑)。

それがすごく可愛いし、横に居たサナの反応みたいに、肉を焼いてあんな感性を書けるの?って。
だから揶揄われたりしたの。とても大切で優しい思い出。

↓9分5秒~ (日本語字幕あり)


花ときれいな風景も好きだから、綺麗なものを見ると「ロハァァァ!」ってUNIVERSEであれ、Twitterであれ走ってきてくれたビニが懐かしくなるよ。

ビニが好きな花はヘオラビ蘭だけど、
『夢でもあなたのことを思います』
という花言葉で、その花言葉が大好きでその花が好きになったんだって。

ビニは事前収録でも何処でもファン達に、いつも「ちゃんとご飯食べて」と毎回ご飯について聞いてた。
「ご飯食べましたか?なんで食べてないんですか?」
「ご飯は食べて歩かないと!」
「ご飯食べた? よくできました!」
いつも欠かせない会話だった。
ご飯が大好きで、韓国料理が好きだった。

ビニは6~7年前から自分の胃が小さくなって、もう前みたいに食べられないと不機嫌になってた。
今もよく食べる方だけど、自分は前みたいに沢山食べられないのが残念なのか、毎回胃が小さくなってご飯食べられなくて悔しいって(笑)。
それでもご飯を2杯ずつ食べてたから、私達はあの子の答えは決まってるって言ってたんだよ(笑)

何か1つにハマったら 何年もそれだけ食べるんだけど 、牛のともバラ肉入り味噌チゲの話を3年以上聞いてたよ。

↓ビニが作る牛のともバラ肉入り味噌チゲ動画
(日本語字幕あり)


清州で食べたご飯スティックの話。
幼い頃遊んで夕暮れ時に家に帰る途中に、お母さんが作ってくれたアンチョビ炒めの匂いが好きだったという話をよくしたし、有料コンテンツ内プライベートメールやV LIVEをしていて幼い頃の思い出に対する話を始めると、いつもよりも長く話してくれて本当に嬉しかった。

今になって思えばビニが幸せだった思い出を話す時は、いつも幼い頃清州に住んでいた時代の話というのが少し心が痛む。
それと自分が好きなテーマについて話をする時は、どんなに楽しかったか。

ビニがいつも好きだったテーマは、宇宙と相対性理論、平行世界のようなものだけど、そういうのもが本当に存在するのかいつも気になって「宇宙に行ってみたい」とか、「宇宙でコンサートをする想像」についても話したことがある。
携帯の背景とか文字の背景とかにしてある写真をたまに見せてくれると、いつも宇宙に関するものだった。

そんなに宇宙が好きなビニが、ある時ファン達を「僕の宇宙」って呼んでくれた。
ファンがビデオ通話で「なんでそう呼んだの?」と聞いたら「宇宙みたいでした。すべてがあるじゃないですか」と..

私の最愛の人が私達を見て「自分の宇宙」だなんて..
その時、皆すごく幸せそうだった。

https://twitter.com/rocong_0126/status/1649033752633548801?t=t_PCblJ823k3k6wmxhyaLA&s=32

https://twitter.com/starrylunawsb/status/1315996940425818113?t=3NK9rB1jCX8bwXqPKbIVRQ&s=19

いつもASTROとAROHAへの誇りと愛に溢れていた。
「僕のすべて、僕のすべて」って言ってたよね。

再契約まで1年もなかった頃、リーダーのジヌがビニを見て、「ビニは本当にグループのことをよく考える子。多分、自分よりグループのことを一番に考えるメンバーだ」と言っていた。

ビニはイタズラもすごく多かったんだけど、特に長兄のミョンジュンには悪ふざけを沢山して、その悪ふざけというのが「指先だけの握手をしてくれ」と(笑)
やらないと、してくれるまでしかめっ面をして、してくれると満足のいく笑顔を浮かべて去っていったって(笑)

ビニはお世辞も言えないし、正直な子だから
ファン達は透明子犬とも言ってた。
猫をかぶると、その猫が全部見える子だった。

そしてビニは虚勢がなかった。
周りでは皆、ビニは お酒がすごく強い方だと言ってたけど、私はビニが酒量で威張っているのを一度も見たことがない。

運動が趣味で体格の良いことでも有名だけど、番組の中でジムで使うマシーンについての質問に
「測定はしていません。ただ一生懸命運動する1人の青年」と答えるのが印象的だった。

↓最初のシーンで答えてます。

実際も、重量をどれくらい持ち上げるかというより、もっと余裕のあるダンスをうまく踊りたいから運動するってずっと言ってた。
目に見える数値とかにこだわる性格じゃなかった。

そしてビニは計算高い人じゃなかった。ビニの言葉に何か裏があったりもしなかった。それでロハ達はビニの言葉は疑わなかった。

ビニは辛い時は後になってでも、実は自分は辛かったと素直に言ってくれる子で、幸せな時は見ている私にもその幸せが伝わるほど幸せだった。

だから私の望みがあるとしたら、皆にそういうビニをありのまま見て欲しい。
それを話したくて、 こんなに長い文章を書いたの。

人々は結果に合わせて意味を付与するのが好きなようだ。
ビニが幸せと言ったすべての日々を「憂鬱に耐えなければならなかった日々」で、ビニが心から感謝と愛を伝えた言葉を、全て押し殺した悲しみとして解釈したがる。

でもビニは本当に正直で透明な子だから、そんなビニが幸せだと言った瞬間は「本当に幸せな瞬間」だったと思う。
私はそう信じてる。
ビニの言葉には裏面なんて存在しないと。

だからできるなら、
ビニをビニの最後の姿ではなく、普段ビニの優しい行動ときれいな言葉、善良な考えと明るい笑顔で記憶して欲しい。

溢れる才能があっても自分には厳しかったけど、
友達には無愛想ながらも、子供のように甘えた子。

ファン達に詩を書くのが大好きだった優しい子。

ファンにいつも感謝の気持ちを表現したし、
自分を特別にしてくれてありがとうと言った子。

素直で笑いも茶目っ気もあった運動好きの青年、
と記憶してほしい。

今ごろ自由に宇宙を遊泳している、
永遠に青春の26歳ビニを憶えていて。

ビニ、ありがとう、ごめんね、愛してる。

さようなら。
私の月。
私の星。
私の宇宙。


+ この文を読んでいる間だけでも、ひどく苦しみ悲しむよりは、あぁビニがこんなにきれいだったんだ、
こんなに優しく可愛かった、こんなにファン達を愛してたんだ、ビニはこういう人だよ、
と、一緒に記憶して思い出せたらと思ってこの文章を掲示板に持ってきました。
ビニと私達はお互いがいて、そのおかげとても幸せだったことは間違いないから、これを必ず覚えておいて下さい。


掲示板に貼られた元の文章↓
(これは誰でも見れる掲示板です)

Naverで紹介された記事↓
https://n.news.naver.com/entertain/ranking/article/408/0000186613


色々と悩みましたが、やはりどうしてもこの素敵な文章を届けたくて、必死に調べて訳してみました。
分かりやすくする為に意訳しながらですが、この文章を書かれた方の気持ちは伝わるかなと思います。

私達が愛したムンビンの素晴らしさをもう一度思い出し、愛する姿で記憶する事で救われる人もいると思います。
私がこの文章で救われたように。

批判を受ける事よりも、誰かの心が愛に包まれる方を選びたいと思いました。
その気持ちさえ分かって貰えたら嬉しいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
悲しい記憶ではなく、人生を賭けて愛をくれたムンビン、多くの人に愛されたムンビンを心に残していきましょう。

私達AROHAはこんなにムンビンに愛されて、本当に幸せです。

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