21世紀を生き抜くために必須の考え方「メタブランディング」とは
あなたはパーソナルブランディングやセルフブランディングいう言葉を聞いたことがあるでしょうか。
この記事ではそのどちらとも異なる、メタブランディングについてご紹介します。
メタブランディングとは
メタブランディングとは、すべての公私での活動を問わず、個人が持つべきブランディングの概念を指します。
人が社会生活を営む中で、個をブランディングし、企業の中であってもフリーランスであっても私生活であってもそのブランド価値を認知し、高めていくことを意味します。
メタブランディングは、ブランディングにメタを付けた造語で、(c)myunversallinkのfounderであるtorvals氏が2022年に世界で初めて名付けました。
メタブランディングは、これまで使われてきているパーソナルブランディングやセルフブランディングとも異なります。
パーソナルブランディングとは
パーソナルブランディングは企業に属した中で、企業の顔として一従業員がブランド化した人物像から発信をすることです。
例えば、個人の見解や意見を情報発信する影響力のある経営者や、Twitterの中の人といったような情報発信の担当者はパーソナルブランディングになります。
セルフブランディングとは
セルフブランディングは、主にフリーランスの方が自らをブランド化して発信するものです。
例えば、フリーランスのユーチューバーやアーティストは、まさにセルフブランディングを実践してると考えることができます。
セルフブランディングとパーソナルブランディングとの違い
主体的なフィールドが企業内かフリーランスという点がありますが、メタブランディングではその立場が異なる点が大きな違いです。
メタブランディングは、企業人であれフリーランスであれ、個人のブランディングを高めることを指します。
メタブランディングの必要性
ではどうしてメタブランディングが個人が人生を進めていく上で必要となるのでしょうか。
それは、21世紀が不確実性の時代だからです。
不安定な社会では、会社に勤めていてもいつ倒産するかわかりません。また会社が安泰であってもステップアップや価値観の変化によって定年まで働くという概念はなくなりつつあります。
さらにコロナや世界各地での紛争などによって、それまではうまくいっていたものでさえ、軌道修正が必要となる時代となりました。
そのような時代において、企業で働く人であってもフリーランスやアーティストであっても、本業以外の強みを確立しておき、いざとなった時にジョブチェンジや生き方を変えられるように、個人のブランディングを高めておく必要があります。
企業人にとってのメタブランディング
しかし仮に一生企業勤めを続けていくと決めてあったとしましょう。
その場合でもメタブランディングは必要です。
それはいつ企業が倒産したり、配置転換を迫られるかがわからないからです。
多くの企業では生き残りをかけて、業態の変化が起こります。これまでもそうでしたが21世紀はそれが過去に類を見ないスピードで進みます。
ソフトバンクはアプリケーションの販売卸でしたが、いまでは通信企業になり、ソニーは家電製属メーカーでしたが今では映画や音楽、保険といったエンターテイメントやサービス業に変貌を遂げています。
加えて言うと、DX化もそらに拍車をかけています。単純な事務作業やチェック業務は減っていき、またDX化の波についていけない人は業務範囲が狭くなっていきます。
このように、いつ業態変化が起こり、いつ配置転換やリストラにあうかわかりません。
そのため企業人であっても、その企業の中での自分の立ち位置を明確にし、社内での自分のブランディングを確立しておく必要があります。
もちろん、配置転換やリストラをポジティブに捉えて、新しい人生を切り開くチャンスだと思える人であれば良いですが、多くの人はそうではありません。
企業で働いてる人は、周りをも渡してみてください。
年度が変わる度に配置転換されている人がいることを気づくはずです。
そのような人は、いくらかはポジティブな理由で業務を任されているわけですが、多くはその人材の使い所に困っているか、面倒な仕事を押し付けられる便利な人材として使われている人がいることを気がつくはずです。
このような人はいなくても良い人材として認識されており、多くの場合で今以上の昇給や昇進が望めない、あるいは減給されていきます。
周りに配置転換と同時に役職から外れていった人がいるはずです。
なぜなら、一般的な企業において、人をクビにすると言うことは実質的に高いハードルがあるからです。
辞めさせたいけど辞めさせられない人材はこのようにいいように使われてしまいます。
しかしそうならない人材もいます。よく分析してみてください。そのような人たちは、その人にしか持っていないスキルがあります。
後輩の教育がうまい、営業成績がいつも高い、安定して結果を出している、人材掌握がうまい、その人しかやっていない業務がある、その人でないとできない専門スキルがある、などです。
例えば一般事務は残念ながら変えが効きます。営業マンも普通の成績であれば変えが効く人材ということになってしまいます。
だからこそ、企業内における自分のブランディングを確立しておかなければなりません。
あの人は変えが効かない人材だと会社に認知させておく必要があります。
メタブランディングの方針
常に自分のブランディングを確立させ、それを永続的に発展させることです。
あなたは自分のブランディングを端的に説明することができますか?
ということになります。
簡単に言えば、就活の際の自己分析がしっかりできているかと言うことです。
転職の時くらいにしか、自己分析しないものですが、メタブランディングでは、常に自己分析をし続けてそれをアップデートしていきます。
常に最新の自己分析ができている状態にしておくことが
メタブランディングの進め方です。
このような状況があるので、企業人にこそメタブランディングが必要となります。
フリーランスにおけるブランディング
これは割愛しても問題ないでしょうが、フリーランスはまさに自分を売り込まなければなりません。ブランディング無しで常時業務を請け負い続けることはできません。アーティストも同じです。あなたにしか創れない作品はブランドによって価値を持っています。
プライベートにおけるブランディング
3つ目はプライベートにおいてのブランディングです。
プライベートというのは即ちあなた自身です。企業人であれフリーランスであれ、あなた自身のブランディングを確立しておくことが、いざという時のジョブチェンジやリスク回避の副業に役立ちます。
例えば、パソコンに強い、DIYができる、資格を持っているという個人の強みを多くの人に知ってもらう必要があります。
強みが周囲に伝わっている状態を常に作っておけば、リストラされて職にあぶれたり、フリーランスの仕事が立ちいかなくなっても次の機会スムーズに手に入れることができるからです。
メタブランディングのブランディングの方向性
企業内におけるブランディング
フリーランスとしてのブランディング
プライベートにおけるブランディング
この3つの方向全てに向かって個としてのブランディングを確立していくことがまさにメタブランディングになります。
myuniversallinkとは
myunversallinkは、メタブランディングに対する研究と啓蒙活動を行い、また個人のメタブランディングを支援するハブページを制作、運営する団体です。
ハブページとは
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TwitterやInstagram、WEBページ、趣味のブログ、YouTubeチャンネルなど様々なページへのリンクを集約した拠点となるページです。
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