みゅみゅ

90年生まれの妊婦 読書感想文を載せていこうと思ってます 子供が生まれたら育児についても書くかもです Twitter karizumai0419

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最近の記事

俳句7

春うらら火傷のごとしニット帽 ニット帽の模様が遠目に火傷に見えたという意味なのですが、火傷する程暑いという風に伝わってしまってるようで実力不足を痛感してます

    俳句3

    吾子暴れ納豆買えぬ春の昼

    俳句2

    春清かお下がり詰めしごみ袋

    俳句

    洗濯機二日動かず花曇り #俳句

    アクロイド殺し/アガサ・クリスティ

    文章に滲み出る時代性や地域性を感じるのが好きで、たまに昔の海外小説を読む たしか最近また映画化されたのでネタバレ無しの感想を イケメンのことをギリシャ神話の英雄に例えるのが印象的だった。やはり映像メディアが覇権を握る前だからというのもあるのだろうか 登場人物の口調がなんとなく既視感があったのだが、たぶんハリー・ポッターのそれだ。翻訳者は別人なので、イギリス人ぽい話し方を日本語に翻訳すると共通する雰囲気みたいなものがあるのだろうか  当方は中学英語も覚束ないからそういう疑問を抱

    アクロイド殺し/アガサ・クリスティ

    近況まとめ

    子供が生まれて2年が経った 出産前の読書感想文を読み返すと、こんなにも小まめに文章を書いていたのかと驚き、現在の可処分時間の少なさにうんざりもする 現状息子は発語が無い。ヒアリングはできているようだし、各種検査でも異常は発見されず とりあえず療育に通っているがどうなることやら しかし、想像していたよりも世間は子連れに温かい 毎日ハーネスをつけて散歩しているが咎められたことなど一度もない(なんなら老婆からどこで買ったのかたずねられた) ブリンブリンのギャルですら微笑みながら手を

    近況まとめ

    遅いインターネット/宇野常寛

    今、世界は未曽有の災厄に包まれているが、結局人類の多くは生きてアフターコロナの世界を迎えるだろう よって、ノストラダムスに便乗して勉学をサボる学生の再演などしても意味はない 無論、出来得る限りの感染対策をすることを前提として、その先の未来も考えていかねばならない そこで本書の出番だ 奇しくも本書をアマゾンで購入した直後に、著者と東京新聞との間に起きたトラブルを知った 悲嘆にくれることばかりだ それでも、私は微力ながら著者を応援せねばならない なぜなら、子供が生ま

    遅いインターネット/宇野常寛

    FGOオリュンポス後編感想(ネタバレあり)

    なんとかクリアしましたよ、と 戦闘的にはデメテル以外はまあ、大丈夫な感じだった 単体宝具アタッカーとサポーターが噛み合うかが勝負の分かれ目ですな マーリンかスカディ、どちらかは自前で用意できないときついかも 後、二重の意味でロボが大活躍 放置してたロボでコヤンスカヤをタコ殴りにしたやりましたわ で、肝心のシナリオ 個人的には、秦みたいな世界に生まれたかったと思う人間なんだが、さすがに同じ毎日が永遠に続くのは気が狂いそうなので、双子の気持ちは理解できた ベリルは

    FGOオリュンポス後編感想(ネタバレあり)

    fate Requiem ~枯れた大人にジュブナイルはしんどい~

    fgoとのコラボが決まったので読んでみた 全人類が1体ずつサーヴァントを召喚できる世界ということで、他のfate作品と比べて登場するサーヴァントがとても多い 殺人以外で人が死なないという設定も出てきたが、総人口は明かされていない。しかし、現代と同程度(70億)の人間がいて、物心がついたらサーヴァントを召喚できるとしたら、相当当たり外れが大きそう あらすじは、上記のような世界においてマスターのなる能力を得られなった少女エリセが謎の少年サーヴァントと出会い新たなる聖杯戦争に

    fate Requiem ~枯れた大人にジュブナイルはしんどい~

    魔女のソナタ

    「積読は一生かけても片付かないけど、歳をとったら長編小説は読めなくなるよね」 「読めなくなったことにも気付かなくなるんじゃない?」 「100歳でグイン・サーガ読み出してしまうのかな……」 先日の夫との会話 ということで、グイン・サーガは今から読んでもしんどいので、とりあえず一冊で完結している作品を選んだ 1995年に出版された作品だが、社会が抱える問題の進展の無さにがっくりした 特にジェンダーについて 大まかな話としては、自殺と断定された女性の死について主人公の探偵が調べる、

    魔女のソナタ

    海底二万里

    こちらもFGOの副読本として 昔のSF小説は今と比べる面白さがある なんだったか別の小説に「我々が生まれた時代は世界を冒険するには遅すぎて宇宙を冒険するには早すぎる」という一節があったような これはまだ、世界一周がSFといつジャンルに属していた1800年代の話 電気が動力であることすら、SFの要素だったのだ また、科学の発展が人類を脅かすことをあの当時テーマにしたのはすごい、という旨の訳者後書きがあり、それにも時代を感じた(現代において、それはわざわざ作品のテーマとして啓蒙す

    海底二万里

    フランス革命の女たち

    こちらもFGO副読本として読んでみた 著者はベルばらの作者なのだが、淡々とエピソードを羅列するというよりは、当時の女性が置かれた状況への忸怩たる想いが綴られていた 80年代に出版された本なので余計にそうなんだろう 著者のプライベートを詳しく知らないのだが、やはり「女が大学に行く必要はない」とか「マンガなんて描いてないで結婚しろ」とか言われてたのだろうか…… 国家という単位が形成されてから、法律上の男女平等が叶うまで千年以上の時を要した(一部の国では未だ叶わないが)、果たしてそ

    フランス革命の女たち

    ハリーポッターと呪いの子(ネタバレ注意)

    ファンタビのCM見て、そろそろ図書館にあるかな、と思ったらありました 個人的にはハリーポッター直撃世代で、本編は学生時代になけなしのお小遣いをはたいて買った記憶 まず、死の秘宝のラストシーンから始まるのですが、あれを普通に親子の心温まる会話と受け取った人も多いはずですが全然そんなことありませんでした 全体的な印象としては、本編ほど魔法の世界を冒険することに焦点を当ててません ポッター家とマルフォイ家の息子二人が主人公で、彼等の友情と父親との関係性を描くことが主目的のようです

    ハリーポッターと呪いの子(ネタバレ注意)