派遣さんにヘルプデスクへ参加してもらう話3

何話そうとしてましたっけ?

今年度の大学の授業・試験が終わり無事単位が取れたので、話の続きをしようと思いました。大学の話はまた別の記事で投稿します。需要あるのか知りませんけど。日記代わりだよ。

派遣会社さんにお願いをしよう

前の記事で必要なスキルセットを組めたと思います。もうここまで来たらこの記事見なくていいです。めんどいじゃん。ここからあと3200文字くらいあるんですよ。戯言だと思いながら読んでくれるくらいで大丈夫です。

派遣会社ってめちゃくちゃありますよね。吸収や合併繰り返したりもしてますけど、まだまだ多いんですよ。「じゃあどこにお願いしたらいいんだよ!」ってなりますよね。人事に頼りましょう。
情シス部門に派遣さんを入れてくれる規模の会社は、すでに他の部署ではけんさんが就業していることが多いです。人生のめぐり合わせなんて概ね全てガチャなんですけど、お付き合いのあるところにお願いしたほうが確率としては上がります。
「他部署の派遣さんと派遣元おんなじらしいんですー」
「あー、じゃあ勤怠申請とかで困ったら訊いてみてもいいと思うよー」
なんてこともできます。
また、これまでそれなりにお付き合いがあって来てもらう側の評価が派遣会社の中で良ければ、その営業さんが担当している秘蔵っ子を候補として挙げてもらうこともできます。運とタイミングもありますけどね。
同じ派遣会社さんと情シス部門でお付き合いが長くなってくれば「この会社はこういう人が合ってるんだな」という認識も営業さんの方で把握してくださるので、やっぱり確率が高くなります。ウチの部門だと、某派遣会社さんから来てくれる派遣さんはだいたい定着率も良いですし、評価も高いです。

私が所属してた派遣会社なんだけどね!!!!

はい。
頼み方です。
人事に「情シス部門へ派遣さんに来てもらいたいので、お付き合いのある派遣会社の営業さんをご紹介いただきたいです。技術系特化部門のある派遣会社が望ましいですが、そうでなくても信頼のおける会社さん・営業さんであれば大丈夫です」で通じると思います。通じなかったらごめんね。

派遣会社の営業さんをご紹介いただいたら、スキルセットを持参するなりお送りするなりして、

  • このくらいのレベルの方がほしい

  • 優先度項目

  • 予算等の一般的な項目

等お伝えすれば大丈夫です。
予算がじゃぶじゃぶあれば直ぐに候補の方を挙げてくださることが多いです。難しい顔されたら予算勝ち取りましょう。世の中金ですよ金。

候補を挙げていただいたら、業務スキル等が要望に合っているのかを確認しましょう。最初は予算感がわかりにくいと思いますが、じゃぶじゃぶに予算があればスキルの高い方が来てくださいますし、それなりだったらそれなりのスキルです。派遣さんにヘルプデスクへ参加してもらう話1に書いた通り、一定のマージンが引かれた額が派遣さんにわたります。それを計算しつつ派遣募集サイトを見て、「このくらいの額を出せばこのくらいのスキルの方がきてくれるな」って把握をしておきましょう。

時々「えっ、こんなにスキルレベル高い方がこの時給で来てくださるんですか!??」って方がいると思います。
マジでタイミング良く挙がってきた神みたいな方か、スキルレベル嘘ついてる方か、実際技術的なスキルレベルは高いけど人格が地雷かのどれかなのでその方が良いなら覚悟した上でお願いしておきましょう。
スキルレベル高いなら時給も高いのが普通なんだよ!

で、「この方でお願いしまーす」となったらほぼその方で固まると思ってください。こう…法律というか立て付け上そうなってます。このへんはあんまり文章として書くとよろしくないんですけど、そうなってるって思っておいてください。
なので、不安な点があれば顔合わせへ進む前に派遣営業さんに色々質問しておきましょう。

顔合わせの準備をしよう・顔合わせ

まず、派遣さんの場合は現場見学とか顔合わせという「来てもらう前提での最終確認をする場」であって、「面接」ではないです。
先述の通り、書類上で判断して「この方でお願いします」といったらほぼその方で固まりますので、顔合わせでは主に「おさらいと認識のすり合わせ」をすることになります。
なにをおさらいしてなにを認識すり合わせするかというと、「お互いが派遣会社経由でやりとりしているので、ズレがないか・伝え漏れていることはないか」ということです。

細かいことですが、たとえば「10時開始だという条件だから来たのに、当番制で週2回は9時から来てほしいとか無理です」みたいなこともあるのです。
また、派遣さんからしたら「顔合わせで突然自分の経験にないスキルが必要になると言われた」みたいなトラブルも起こりうるわけです。昔私が遭遇したんですけど。しかもその時給で求めるスキルじゃなかったし、派遣営業さんと二人でマジおこでしたわ。

ということがないように、派遣さんにヘルプデスクへ参加してもらう話2で作成したスキルセットや就業条件を改めて自分自身で伝え、認識や情報にズレがないかを確認しましょう。
スキルレベル表を提出いただいてもいいですし、顔合わせで改めて聞いてみるのもおすすめです。「事前に書かなかったんですけど実は…」みたいなこともあります。以前あったパターンとしては、
「派遣会社に提出したスキル表には書いてないんですけど、プライベートではMacBook使ってるんです」
「今Macユーザレベルでもいいから使える子足りなくて困ってるからめっちゃ助かります!是非Mac系問い合わせの窓口担当してほしいですー!」
なんてこともありました。良かったね。

スキル表を用いてヒアリングする際の注意点としては、「これで経験値が少ないからといってお断りするものではありません。現状メンバーのスキルバランスと組み合わせて、どういった業務をお願いするかを検討するためのものです。経験したことのないシステム等については、経験がないとお答えいただいて大丈夫です。」を必ずお伝えしてください。でないと「スキル高く見せないと断られちゃうかも…!」と粉飾した経験を言われてしまう可能性があるためです。

スキルや就業条件以外で伝えると良いこととしては、↓のようなことが良いんじゃないかなと思います。

  • この会社がどういう仕事をしているのか

  • サポート対象人数

  • Win・Mac比率

  • 部署人数

  • 1日の問い合わせ数

  • どういった問い合わせが多いか

  • 問い合わせはどのように管理しているのか

  • (訊かれたら)部署のだいたいの平均年齢

  • (訊かれたら)男女比比率

  • いつくらいから来てほしいか(具体的な候補日)

また、「●●ですけど問題ないですか?」という訊き方・認識の合わせ方だと「問題ないです」しか返ってこないです。そりゃあ派遣さんも悪い印象残したくないもんね。
なのでたとえば
「派遣会社さんを通じてお伝えしているかと思いますが、勤務地は新宿です。お住まいの場所はお伝えいただかなくて大丈夫ですが、出勤は片道どのくらい時間がかかりますか?」
「1時間半くらいです」
「今までも同じくらい通勤に時間がかかる場所へ就業していたことはありますか?」
「以前の派遣先も1時間半かかりましたが、毎日出社で3年就業していました」
「それであれば問題なさそうですね。弊社では現在コロナ禍による出社制限がかかっているため、出社は週2程度です。ただ、就業いただいて2週間程度は実機を一緒に触ってのレクチャー機会が多いため、毎日出社いただければと思います。3週間目からの出社曜日については現在のメンバーの出社スケジュールと一緒に組み直しますので、何曜日が良い等あればまたお知らせくださいね」
といった会話で確認していけると…良いよね!
なかなか一発でうまくはいかないと思いますので、まずは双方認識や情報にズレ・漏れがないことを第一に進めましょう。

顔合わせが終わると派遣営業さんから「どうでした?お返事ください」って連絡が来ます。だいたい顔合わせをした当日で判断することになります。問題なければ「認識・お話にズレもなかったのでお願いします」とお伝えしましょう。派遣候補の方もOKであれば、スタート日を調整した上で来ていただけることになります。やったね。

次でやっと最後になる(といいな)と思います。そのうち書きます。お暇なら読んでね。

次回予告という名の備忘録

  • 来てもらうまでの準備をしよう

  • 来てもらってからの話

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