Haruki Katsumizu

風景写真家 オムライスが好きです

Haruki Katsumizu

風景写真家 オムライスが好きです

最近の記事

70-210mm F/4 Di VC USD(Model A034)

迷ってる人、気になってる人に言いたいことは1つ。 絶対に買えば幸せになれます。

    • 僕は「髪を切っていた。」みんなは「髪を整えていた。」

      2020年1月23歳になった僕は先日、人生で初めて1万円というお金をかけて髪を切りに行きました。 それまではおばあちゃんに切ってもらうか1,000円カット。しかも3-6か月に一度という頻度でした。(美容師さんに聞いたら1-2か月に一度くらいらしい、マジですか?) これからする話は、この経験を通して髪を切るという行為について考えてみた(考えさせられた)話です。 僕から言いたいことは一つ 「僕は髪を切っていた。みんなは髪を整えていた。」 これは本当に大きな気付きで、「髪

      • 「catch the light」vol.04 黄金色に染まった湖

        僕には長年ずっとずっと撮りたいと思い続けているイメージがある。この写真は、そんな写真の中で運良く撮れたものの一つ。 夕日を反射する水面はとても美しく、僕らを引きつける。 しかし、反射する光が強すぎたり、波が大きすぎたり、はたまた波が立たなかったり、それぞれ皆美しい光景だが、写真に残す上で僕にとって完璧とは言い難いことが多かった。 2019年のお正月。祖母と訪れた地元の神社でそのまさかの光景を目にすることができた。 冬の寒い夕焼けが湖面を染め上げる。 1面にきれいにた

        • 4枚なんかにまとめられない今年の「きらめき」達

          #2019年自分が選ぶ今年の4枚 今年もこの季節がやってきました。 1年を4枚にまとめた素晴らしい写真がたくさん出てくる素晴らしい年末の恒例行事。 自分も4枚にまとめてやるぜと思ったのですが、ぜんっぜんまとまらなかったのでnoteに垂れ流します。 めちゃめちゃセレクトを重ねた写真達です、どうぞよろしく。 今年も1年ありがとうございました、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

          「catch the light 」vol.03 島の歴史を魅せる光

          東京、竹芝桟橋からフェリーで約半日。伊豆諸島の八丈島は三原山と八丈富士が合体して大地をなしている火山島。 山、崖、そして海の過酷な環境の中の少ない平地に人類は生活を営んでいる。   八丈富士中腹の牧場から三原山を見たとき、そこには幾筋もの皺が刻まれていた。 島の山に刻まれた皺は、溶岩台地と風雨のせめぎあいの跡。 長い長い歴史の証拠だ。 照らす太陽に少し雲がかかり、やさしく山肌を浮かび上がらせてくれた。 2018/8/30 14:26 D810 + SIGMA 100

          「catch the light 」vol.03 島の歴史を魅せる光

          「catch the light 」vol.02 奥多摩の山並

          都心から約2時間、もうひとつの東京の姿がここにある。 関東平野の終わり、多摩川は一気に急峻な山間の渓流に姿を変え、やがて山に消えていく… 多摩川の流域人口320万人を支える水源地帯。 重なり合う山々1つ1つが僕らの生活に潤いを与えるもとだ。 夏の夕刻、遥かに霞んだ一帯を斜光が染め上げた。 もうひとつの東京、僕らを生かす水源の姿。 2018/8/26 17:46 D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR F2.8 70mm 1/8

          「catch the light 」vol.02 奥多摩の山並

          「catch the light」 vol.01 富士の朝焼け

          この日はもともと富士を撮る予定はなかった。 前日に友人と山梨の昇仙峡で紅葉を撮ろう!と出掛けたものの、消化不良に陥った僕らは朝焼けの富士にかけることにした。 撮影場所は界隈では有名なスポットで、この日も朝四時には20名くらいが朝日を待っていた。 日の出の時刻、そのとき太陽は出なかった。立ち込めた雲は流れてはいたが分厚かった。 5分たち、10分たち、周りの人は諦めて帰りはじめる。 しかし僕らは朝焼けを諦めきれず、太陽が上がれば晴れることを信じて待ち続けた。 山の天気

          「catch the light」 vol.01 富士の朝焼け

          信州長野が最高な写真集。

          みなさん行ったことありますか?長野。 蕎麦がおいしくて空気がきれいで、蕎麦が美味しいです。 僕は今年のGWに初めてガッツリ長野にいきました、今年は天候にも恵まれてそれはそれは特上の信州を堪能することができたので皆さんにも是非見ていただいて、美味しい蕎麦を食べに行ってほしいなーと思います! 1日目 始まりは高ボッチ高原から 霧が包む幻想的な朝。あふれるきらめき。 素晴らしい朝は毎回「祝福されてるな…」と思います、本当に本当に僕らは自然に生かされていて、守られてるな〜って

          信州長野が最高な写真集。

          星峠で起きた事故、あの日僕はそこにいました。

          GW真っ只中、星峠と呼ばれる素晴らしい風景が広がる場所で観光客の方の車が棚田に落ち、死亡してしまうという悲惨な事故が起こってしまいました。 https://youtu.be/CzJaQkKqzLM 実はその日僕は星峠で写真を撮っていました。僕が星峠に到着したのは午後11:30頃で事故自体は午後10:30頃なので一通りの騒動は収まっている状態でしたが棚田に落ちた車がとても恐ろしかったことを覚えています。 星峠ってどんなところ? 星峠は新潟県十日町市にある絶景ポイントで「朝

          星峠で起きた事故、あの日僕はそこにいました。

          僕と「きらめき」の話

          こんにちは!始めまして! 今日は僕がいつもいつも使っている「きらめき」という言葉について話をしたいと思います。 「きらめき」に辿り着くまで 僕が「きらめき」を使いだしたのは約二年前、大学3年生の時でした。 それまでの僕の写真は先人達が見つけた写真スポットで決められたきれいな写真を撮るという撮影スタイルで、今となると芸術というよりひたすら模倣、美しさの正解へ向かった写真の楽しみ方をしていたと思います。 しかし大学三年生の春が過ぎた頃からこれまでとは違った方向に自分の写

          僕と「きらめき」の話