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映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』観てきた

毎年5月~6月になると見かける、アンパンマンの映画宣伝。
アンパンマンLOVEの次男坊が、宣伝が流れる度に映画観たい!と訴えてくるまでが毎年の恒例行事。
(連れて行くかは私の気分とタイミング次第)

それが今年は、最近ひらがな・カタカナが読めるようになった次男坊が
『それいけアンパンマン!ばいきんまんと!
 えほん!ルルン!』
と文字を追うように読みだした!(覚えただけかも?)

こりゃ〜観せないと行かんなぁと思ってたところに、
今年のアンパンマン映画は名作らしいというネットニュースも見かけたので、じゃあ今年も行くかで映画館へ観に行くことにした。

ちなみに、5〜6年ほど毎年観てるにも関わらず前売券は買ったことない。障がい者割引の方が安いから。

アンパンマン映画の時には赤ちゃん連れにも優しい環境で、少し明るめ・音も大きすぎないようになっている。
(私はこれに慣れていたからか、コナン観に行った時の音と暗さにビックリした笑)

で、いざ上映。

みんなでダンス&来場者記念の楽器を鳴らす。
  ↓
バイキンマンがその場をぶち壊す
  ↓
戦えそうなキャラ勢揃いでバイキンマンと戦う
  ↓
アンパンマンのパンチで、ばいばいきーんと
バイキンマンが飛ばされる

この辺りは近年のアンパンマン映画のお約束。
この流れが好評なんだろうと思うし、次男も映画後だけどマネして踊ってたりする。

さて、本編。ひと言でいうと、
ツンデレのバイキンマンが盛りだくさん♪
ってとこでしょうか。
「しょうがないな〜」と言いながらも、
すいとるゾウという敵に、試行錯誤しながらも立ち向かう姿はかっこよかった。

あと、ウッドだだんだんを作る過程がスゴイ
・鉄くずを溶かして鉄の工具を作る鍛冶技術
・木を切り出して木材にする林業
・桶のように木材を曲げて木材加工の技術
・カラクリ人形師
職人さん何人分かの技術を、バイキンマンひとりだけで繰り出してた。
やっぱり、ジャムおじさんに並ぶアンパンマンの世界の2大創造神(持論)だわ…

アンパンマン映画によくある「未熟な主人公が困難に立ち向かうことで成長」するキャラクターは、映画を観に来た子どもたちが自己投影できる対象として制作側が意図的に入れてると私は思っていたけれど、今回の映画はそのキャラクターの出番は少なめな印象。
その代わりに今回は、みんなが知るバイキンマンが大活躍してて、どうしようもない困難に全力で立ち向かう姿は大人たちが自己投影したくなる対象だったんじゃないか。
だから、評判がいいのかなと勝手に思ってた。

しばらくはこの映画を観れませんが、
一度テレビで放映されたら、我が家ではリピート再生確実です。。。次男のリクエストで。
その時はゆっくり楽しむとします、はい。

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