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入院~乳房全摘出手術まで

乳がんの告知を受けて、
乳房を全摘出の手術のための入院をすることになった続きの話。

さてさて、入院日当日。

まずは感染症の検査。検査所は大行列。
陽性だと入院予定はキャンセルになる。だから、検査結果が出るまでの1時間は気が気じゃない。大荷物のソワソワした大人であふれかえる。

そして、陰性が確定したら入院病棟へ。基本マスク着用。

担当看護師さんや病棟事務員さんが、病室や設備の説明。
薬剤師さんが、持参薬の確認や入院中に使用する薬の説明。
麻酔科医が、翌日の手術のための全身麻酔の説明と承諾書サイン。
大まかな流れは、次男の入院とほぼ同じ。そりゃそうだ。

さらに、乳房摘出手術で特有の術前準備は、
・センチネルリンパ節の場所を確認する検査
・再建手術のための準備(形成外科医の診察や撮影?)

再建手術は今のところはやらないつもりなので、
センチネルリンパ節のための検査が終われば就寝まで自由時間。

フロア内を歩いて、掲示物をいろいろ読んだり、窓の外の景色をみたり。
3~4人で仲良くお話ししている患者さんのグループもチラホラ。
他の患者さんと話す機会なんてあるの?と思いつつ、自分のベッドに戻る。

ベッドは唯一のプライベート空間で、カーテン閉めてマスクを外す。
テレビは有料なので使わず、無料Wifiを繋げて、ネットサーフィンや
TVerやradikoを楽しんだりとゆったり過ごす。
夕飯も通常通りに食べてシャワーを浴びて、夜も自由時間。
また病棟内を散歩しながら夜景を眺めてみたり。

手術前日は夜21時以降、絶食。飲んでいいのは決められた飲み物のみ。
支給された飲み物を飲みつつTVerを観ながら、就寝時間を待つ。

OS-1は健康な時に飲むと美味しくないと聞いてたけど、普通に堪能


で、22時の就寝時間になって寝ようとするのだけど、寝れない。
手術前の緊張と。。。隣の人のイビキ。
看護師さんが勧めてくれた睡眠薬をもらえばよかったと後悔。
そういえば耳栓持って行ってたのに使うの忘れてたわ。

いつ寝たかどうかわからないまま、朝6時の起床時間を迎える。
ほとんど寝てないはずなのに眠気感じない。。手術前の緊張かな?

昼過ぎ予定の手術までは、支給された飲み物飲みながら、
radiko聴いたりPCで書き物したりしてボンヤリ時間を過ごす。

手術予定時間の30分前には、立ち会いの夫が病院に到着した連絡をもらってひと安心。手術着に着替えてソワソワと待つ。

看護師さんに呼ばれたら病棟入り口で待っていた夫と合流。
夫と一緒に自分で歩いて手術室に向かう。次男の手術の時はベッドに載せて向かうのになぁと思ったら、少し笑ってしまった。

手術室の前で名前を名乗って手術内容の確認をしてから入室。
ここで立ち会いの夫に金庫のカギを預けてお別れ。次男の手術でも私が立ち会うのはここまでで、ここから先は私にとって未知の世界になる。

看護師さんに付き添われ手術台まで自分で歩き、自分で寝転ぶ。
もう一度、氏名・手術内容・アレルギーの有無などを確認したら手術開始。
点滴挿して麻酔が入って。。。そこで眠りについた。

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