手帳はスケジュール管理帳ではない
毎年10月になると10月始まりのスケジュール帳が売られ始め、1年の終わりと新年に向けての準備を始めなくてはという気持ちになります。
皆さんは手帳を使っていますか?
使っている方は、どんな目的で手帳を買っていますか?
使っていない方は、なぜ買わない選択をしていますか?
わたしが考える「手帳」とは、ただのスケジュール管理帳ではありません。
「ライフプラン」を作り、目的や目標を明確にし、それを達成する計画を設計し、タスクを書き出し、それを日々の時間割に落とし込んで実行していくために使っています。
もちろん、スケジュールを把握するためにも使っていますが、スケジュール管理が目的であれば、今はアプリの方が利便性が良いですからね。
わたしは3年ほど前から決まった手帳を半年周期で使用していますが、それまでは人気の高い「ほぼ日手帳」や「じぶん手帳」なども使っていました。
これらはどれも、やっぱりスケジュール管理帳ではないと思います。
ふとした時に思いついたアイディアを書き留めておくメモ帳にもなれば、家計簿代わりにもなったり、タスクリストにもなる。
「ライフプラン」を皆さんは作ったことがありますか?
わたしは自分が死ぬまでの人生設計をいつも考えています。
人生何があるかは分かりませんので、明日突然天災や事故によって死ぬ可能性だってもちろんあります。
出来れば痛い思いはしたくないですけどね…
でも、幸せなことに自分の思い描く道のりを辿って人生を終えることが出来るなら、120歳老衰で、ひ孫や玄孫が庭で遊んでいる姿を眺めながら、眠るように人生を終えたいなと思っています。
その時にはどんなことを成し遂げていて、どんなものを手にしていて、どんな生活を送っているのか。
もう少し手前の100歳の時はどうなのか。
さらに今に近づけて60歳の時は?
ビジネスとプライベートでどんなことを実現しているのか?
健康状態、家族との人間関係、仕事で達成していること、経済状態、住まいや車、余暇の過ごし方、どんな貢献をしているのか…
それらの理想の状態をわたしは人生設計しています。
60歳以上はちょっとまだ先すぎて、大まかな目標になる部分が大きいけれど。
そういったプランを手帳に10年計画、3年計画、1年計画、1ヶ月計画と時系列で細分化して書き出しているのです。
こうしているからこそ、今はとてつもなく大きく見える目標も、ちょっと頑張れば達成可能な範囲のことを今頑張ることで、少しずつ着実に実現に向かって行けます。
夢が大きければ大きいほど、この計画設計がものすごく重要で、ただ何となくでは到底成し遂げられません。
きっと、いつか人生を終えてこの世を去る時は、この手帳達と共に旅立つのだろうなと思っています。
言うなれば手帳はわたしにとって「人生そのもの」ですね。
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