アプリゲームにハマった~A3!~
連載3回目は、私の転換期になったA3!だ。
A3!はイケメン役者育成ゲーム。いわゆるソシャゲだ。
初めてさわった女性向けアプリでもある。
出会い~突然~
出会いは本当に突然だった。私は、中学を卒業したあと、スマホを買ってもらい、いろいろなアプリを入れていた。
でも、どれもすぐに飽きてしまい、長くは続かない。
卒業後の休みで友人とアニメイトに行った。目的はワールドトリガーのグッズとか別作品ばかり。
そのなかで、会計をする友人を待ってる間にA3!のPVを放映してるミニテレビを見た。
周りに「スーパーさんかくくんって?」「カレーとは?」みたいなポップアップがあって。
帰ってからなんとなく気になった私はインストールした。
それが出会いだ。
気がついたらどんどん読み進めていた。イベントにも慣れないながらも参加したり日々を過ごしていた。
変革期
当時プレイしていた層のなかには覚えている人もいるかもしれないが、途中でゲーム内にチャットが出来た。
そこで初めてネットでの交流をした。リテラシーも月一で起きていたトラブルを通じて学んだ。ネ友をLINEにも追加した。
一成の夢女子になったのもその反動だった。
しかし、ある日、ネット内でのいじめに関する反対意見が受け入れてもらえず、ハブられた。吐き気をともなう嫌な気分になった。正論しか言わなかった自信がある。自分より年上しかいないのに、どうして責められるのだと混乱した。
ちょうど1周年のイベントで、炎上していた。カードの選定率も違和感があった。投票で、推しが負けた。金で殴りあわなくては勝てないランキング制度に腹が立ってしまった。不信感を抱かずにはいられなかった。
その結果、ログインするだけでも億劫になり、私の心は、このゲームから遠ざかっていった。
終末期
だらだらと続けているけどログインもしなくなってきたとき、二部の配信が決まった。大喜びでゲームを起動した。
しかし、なかなか次が解放されない。レベルが高いせいかな?ともやもやしたままだった。
チャット内の有志による情報で、必要経験値が算出された。
その数字の膨大さと、勉学との両立がままならなくなって、私はとうとう引退した。
転換期
それから1、2年離れていた。ネ友とは話しているけど...みたいな状態。そんなとき「エーステ」の情報が飛び込んできた。引退直前に見たなぁ。そうおもって感想を探ると、どうも感触が良さそうだ。基本的に私は2.5次元に抵抗はない。(実写ならあるが)
迷わず、春夏、間を空けて秋冬を買った。バクステでの監督の言葉に感銘を受け、ひっそりと応援だけするようになった。
原作にはあまり戻る気がなかったから。
現在
アニメは見てる。エーステのDVDやCDもまた買おうと思う。アニメを通じて、また気持ちも戻りつつある。シナリオはいいのだ。踏ん切りがつくまで、待っていよう。