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レッドウッド / Redwood

デザイナー:Christophe Raimbault
アートワーク:Edu Valls
出版社:Sit Down!
プレイ時間:45~60分
プレイ人数:1~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

レッドウッド国立公園を舞台に、写真家として素晴らしい動物写真を撮る事を目的としたゲームです。

メインボードには動物コマが配置され、各プレイヤーのコマが配置されます。プレイヤーは写真家として1ラウンドに1枚。5ラウンドで合計5枚の写真を撮ります。

各ラウンドでは最初に得点条件カードがめくられます。書かれてる得点条件を満たすことで得点が追加されます。ちなみに条件はラウンドが進むとどんどん増えていきます

メインボードには背景カード、追加得点カード、動物タイルが置かれる。

手番はスタートプレイヤーから時計回り。各プレイヤー、手番になったら最初に移動用の赤のシート写真の写る範囲を示した灰色のシートを1枚ずつ選びます。それぞれのシートはディスプレイされているもの、もしくは他のプレイヤーが持っているものを選ぶことになります。

赤が移動用で灰色が撮影用。手番の最初にそれぞれ1枚ずつ獲得して使う。

この時に重要なのが、シートを受け取って試し置きしてはいけないこと。目測でこれが良さそうと言うものを取らなければいけません。

こんな感じで1つずつ選ぶ。選ぶ先はディスプレイか他人の持ってるもの。手元にあるものは選べない。

シートを選んだら最初に赤のシートを使ってプレイヤーのコマを移動させます。移動する時は、『C』の形をした部分はプレイヤーのコマにはめて、もう片方の先端にコマを置きます。

コマは2つあるので、移動位置が決まったらそこにもう1つのコマを置く。

移動ルートに動物コマや中央の木、他のプレイヤーかいてはいけません。移動先が決まったら、移動元のコマをシートと一緒に引き抜きます。

移動元のコマを赤シートごと引き抜いて移動完了。

移動が終わったら、灰色のシートをコマに差し込みます。差し込んだらプレイヤーコマを中心にシートを回転させて写真に写す場所を決めます。この時に他のプレイヤーが入ってはいけません。

コマの位置が決まったら、事前に選んでおいた灰色のシートを使って撮影範囲を決める。

シートの下に完全に隠れたものが写真に写したものになります。はみ出ていると見切れていると言うことで撮影できたことにはなりません。撮影できるものは動物に加えて3色の花と木になります。

動物や花が全てシートの中に収まるように位置を決める。シートに空いた穴はピント。

位置が決まったら、カメラから真っ直ぐ延長上にある背景カードを受け取ります。この時、背景カードの上に太陽が乗っていたら、逆光なので太陽トークンを一緒に受け取ります。

また、シートには丸い穴が2か所空いていて、この中に動物や植物が入るとピントが合っていると言う事でボーナス点が貰えます。

背景に被写体となったもののトークンを置いていく。

最後に背景カードのポイントに撮影したものを配置して写真を作ります。背景カードは配置するポイントの数が異なっており、ポイントが埋まらないとペナルティがあります。撮影したものが多すぎる場合はMAXまで置いて、置けない分は捨てられます。

隣接する場所は背景が繋がる。繋げた分だけゲーム終了時に得点がもらえる。

作成した写真は、個人ボードに並べていきます。この時、新たに作成した写真は個人ボードに並べた写真の両端に並べます。写真と写真の間に割り込ませる事はできません。

隣接したエリアの背景カードは背景が繋がるようになっていて、ゲーム終了時に繋がった数によって得点が入ります。

最後に写真を撮った動物を他の生息可能な場所に移動したら、手番終了です。

全員写真を1枚ずつ撮ったらラウンド終了です。太陽を時計回りに次の背景カードの上に乗せて、新たな得点条件カードをめくります。

背景を繋げる事も考えながらコマの位置取りを考えないといけない。

これを繰り返して、全員5枚の写真を作成したらゲーム終了です。ゲーム中に獲得した得点に加えて、写真に移った動物の素点動物の種類数による得点花のセットコレクションによる得点繋がった背景による得点太陽トークンによる得点を追加してゲーム終了。合計点の最も高いプレイヤーの勝ち。

ゲーム終了。右の3枚は上手いこと背景を繋げられた。

■遊んだ感想

目測が当てにならない事を痛感する。

ウォーハンマーのように定規的な物を使ってコマを移動させたり、写真を撮ったりすると言うなかなか珍しいゲームです。手番の最初に目測でシートを選ばないといけない所が肝になっていて、特に写真の範囲は結構思った通りにいきません。

移動については、プレイヤーコマや動物が道中に入ってはいけないと言うルールが効いていて、結構邪魔をすることができます。

邪魔だぁ…。

様々な得点条件があるので、なるべくそれらを満たさないといけないので、どれを伸ばしてどれを諦めるのかが悩ましくなっています。

箱がクソデカ。

ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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