レッドウッド / Redwood
■ゲーム内容
レッドウッド国立公園を舞台に、写真家として素晴らしい動物写真を撮る事を目的としたゲームです。
メインボードには動物コマが配置され、各プレイヤーのコマが配置されます。プレイヤーは写真家として1ラウンドに1枚。5ラウンドで合計5枚の写真を撮ります。
各ラウンドでは最初に得点条件カードがめくられます。書かれてる得点条件を満たすことで得点が追加されます。ちなみに条件はラウンドが進むとどんどん増えていきます。
手番はスタートプレイヤーから時計回り。各プレイヤー、手番になったら最初に移動用の赤のシートと写真の写る範囲を示した灰色のシートを1枚ずつ選びます。それぞれのシートはディスプレイされているもの、もしくは他のプレイヤーが持っているものを選ぶことになります。
この時に重要なのが、シートを受け取って試し置きしてはいけないこと。目測でこれが良さそうと言うものを取らなければいけません。
シートを選んだら最初に赤のシートを使ってプレイヤーのコマを移動させます。移動する時は、『C』の形をした部分はプレイヤーのコマにはめて、もう片方の先端にコマを置きます。
移動ルートに動物コマや中央の木、他のプレイヤーかいてはいけません。移動先が決まったら、移動元のコマをシートと一緒に引き抜きます。
移動が終わったら、灰色のシートをコマに差し込みます。差し込んだらプレイヤーコマを中心にシートを回転させて写真に写す場所を決めます。この時に他のプレイヤーが入ってはいけません。
シートの下に完全に隠れたものが写真に写したものになります。はみ出ていると見切れていると言うことで撮影できたことにはなりません。撮影できるものは動物に加えて3色の花と木になります。
位置が決まったら、カメラから真っ直ぐ延長上にある背景カードを受け取ります。この時、背景カードの上に太陽が乗っていたら、逆光なので太陽トークンを一緒に受け取ります。
また、シートには丸い穴が2か所空いていて、この中に動物や植物が入るとピントが合っていると言う事でボーナス点が貰えます。
最後に背景カードのポイントに撮影したものを配置して写真を作ります。背景カードは配置するポイントの数が異なっており、ポイントが埋まらないとペナルティがあります。撮影したものが多すぎる場合はMAXまで置いて、置けない分は捨てられます。
作成した写真は、個人ボードに並べていきます。この時、新たに作成した写真は個人ボードに並べた写真の両端に並べます。写真と写真の間に割り込ませる事はできません。
隣接したエリアの背景カードは背景が繋がるようになっていて、ゲーム終了時に繋がった数によって得点が入ります。
最後に写真を撮った動物を他の生息可能な場所に移動したら、手番終了です。
全員写真を1枚ずつ撮ったらラウンド終了です。太陽を時計回りに次の背景カードの上に乗せて、新たな得点条件カードをめくります。
これを繰り返して、全員5枚の写真を作成したらゲーム終了です。ゲーム中に獲得した得点に加えて、写真に移った動物の素点、動物の種類数による得点、花のセットコレクションによる得点、繋がった背景による得点、太陽トークンによる得点を追加してゲーム終了。合計点の最も高いプレイヤーの勝ち。
■遊んだ感想
ウォーハンマーのように定規的な物を使ってコマを移動させたり、写真を撮ったりすると言うなかなか珍しいゲームです。手番の最初に目測でシートを選ばないといけない所が肝になっていて、特に写真の範囲は結構思った通りにいきません。
移動については、プレイヤーコマや動物が道中に入ってはいけないと言うルールが効いていて、結構邪魔をすることができます。
様々な得点条件があるので、なるべくそれらを満たさないといけないので、どれを伸ばしてどれを諦めるのかが悩ましくなっています。
ルールの複雑さ :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆