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リンクイットフォー / Link It 4
デザイナー:Jürgen P. Grunau
アートワーク:Johann Rüttinger
出版社:Korea Boardgames
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~4人
■ゲーム内容
サイコロを使って置き場所を決める四目並べです。
ゲームはいずれかのプレイヤーが勝利条件を満たすまで、時計回りに手番が回り続けます。
手番にできることは5つのダイスを振ること。振り直しが可能で最大5回までダイスを振る事ができます。振り直す際はいくつかのダイスを避けておいて、それ以外だけを振り直してもOK。
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最終的にダイス目が確定したら、その役に応じてコマを配置します。役は1ペア(紫マス)、3カード(青マス)、4カード(緑マス)、5カード(黒マス)、ストレート(オレンジマス)、フルハウス(赤マス)のどれか。ダイスを分割して複数の役を作ってもOKです。
メインボードのマスには役が指定されており、ダイスの結果に対応するマスに自分のコマを置いていきます。ちなみに、1ペアだけはどこに置けるかが、ダイス目まで決められています。
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コマを配置する時に、既にコマが置かれている場所に対してコマを上被せにすることもできます。四目を見る時は常に真上から見て見えるコマが有効となるので、上に置くことで妨害ができたりします。
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コマを上に積む時はは最大で5段まで。コマの上に別のコマを被せるためには、振り直した回数が重要になります。と言うのも、振り直す度にコマを積める高さのMAXが減っていきます。1投目であれば、最大5段までですが、2投目なら最大は4段まで、3投目なら3段まで、4投目なら2段まで、5投目なら何にもないとこでないと置けません。
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コマを置いたら手番終了です。コマを置けない場合はコマを1つストックから捨てないといけません。
後はこれを繰り返していき、いずれかのプレイヤーが直線で四目並べた、もしくは全ての黒のファイブカードマスに自分のコマを置いたらゲーム終了。そのプレイヤーの勝ちとなります。
もし、誰も勝利条件を満たすことができなければ、自分のコマの高さに応じた得点を計算して一番得点の高いプレイヤーが勝利します。
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■遊んだ感想
やるかやられるかはダイス目次第。
ダイスを振ることで役を成立させ、そのマスにコマを配置することで四目並べを成立させるゲームで、インタラクションのあるヤッツィーとかそんな印象です。
インタラクションがあると言ってもガチガチなわけではなく、四目にならないように封鎖しても上に乗られてしまえば、覆されてしまいます。もちろん、上に乗せるためには振り直しの回数に制限が出てくるため、多少は乗せづらくなりますが、その程度です。
ルールがシンプルなので、隙間時間にちょこっと遊ぶ感じで良いのではないでしょうか。
ルールの複雑さ :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆