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アンユージュアルサスペクツ / Unusual Suspects

デザイナー:Paolo Mori
アートワーク:Alessandro Costa, Peter Wocken
出版社:Cranio Creations, Tendays Games
プレイ時間:20分
プレイ人数:3~16人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

4×3に並べられた顔写真から犯人を見つけ出す推理ゲームです。顔写真は見るからに悪そうだったり一見善良そうだったり、老若男女も様々。

ゲームを始める前に、まずは親となるプレイヤーを決めます。そして、4×3の12枚の顔写真カードを場に並べます。となったプレイヤーは犯人の位置が示されたカードを引いて、今回の事件の犯人が誰なのかを確認しておきます。

今回はこの中から犯人を絞っていく。

ゲームが始まったら質問カードを1枚引いて親に質問をします。質問の内容は「飛行機に乗るのが苦手そうですか?」とか「ボードゲームを遊びそうですか?」など、犯人がやりそうか否かを問うものになっています。

犯人は自動車の優良ドライバーか?と言う質問に対して、答えはNo。なので、優良ドライバーそうなのを選んでいく。

親は質問された内容に対してYes/Noで回答します。回答する時はカードで◯✕を示します。とは、言っても見た目の情報しかないので、回答は雰囲気で答えるしかない感じ。

親以外のプレイヤーは質問の回答を参考にして犯人じゃない人物を特定していきます。もちろん、親以外は相談してもOK。「この人は孫とボードゲームするから。」とか「バイク好きそうだから、飛行機は乗らない。」とか、見た目から想像していきます。

とりあえず、3人は除外できた。

相談が終わったら、人物を指して親に犯人じゃないかを確認します。犯人でなければ、続けて次の人物を指しても構いません。犯人を当ててしまったら、そこでゲームオーバーになってしまいます。

これ以上は分からないとなったら、次の質問カードを引いて同様の事を繰り返していきます。最終的に犯人以外のカードを全て取り除き、犯人だけになったら成功です。成功した場合は、どれだけ短い時間で犯人にたどり着いたかを計算することができます。

残念ながら失敗!今回の犯人は右下のおじいさんでした!

計算する時は何枚目の質問カードで何人除外できたかを計算して足し算します。例えば1枚目で3人、2枚目で2人除外したら、1×3=3と2×2=4で合計7時間みたいな感じです。

■遊んだ感想

人は見た目が9割。

見た目しか情報がなく、先入観のみで感覚を合わせていくゲームです。推理要素と言うか本当に感覚を合わせていくようなイメージ。

犯人を当てないように少しずつ安牌を外していくのですが、スコアの概念が入っていて、より高得点を目指すことができるのは良いのではないかと思います。

犯人を当ててしまっても、それはそれで感想戦が盛り上がりそうです。

なお、ゲームのデザイナーがパオロ・モリなのが一番驚きました。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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