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ハッピーフォックス / Happy Fox

デザイナー:Wolfgang Kramer, Manfred Reindl
アートワーク:
出版社Piatnik
プレイ時間:15分
プレイ人数:2~5人

参照:BoardGame Geek

■ゲーム内容

犬を引かないようにガチョウをめくっていくカードゲームです。時計回りに手番を行います。

プレイヤーは、『犬』『狐』『ガチョウ』から成るデッキを持っており、手番にできることはカードを1枚プレイして、自分のデッキからカードを補充。基本的にはこれだけです。

カードによってプレイの仕方が異なり、『犬』と『ガチョウ』は自分の手元に伏せて置かれます。この2種類はやることはこれだけ。

狐がプレイされたので、時計回りに各プレイヤーの伏せカードを公開していく。

『狐』は表向きでプレイをし、その後で時計回りに他のプレイヤーが伏せた場札を公開していきます。場札から『ガチョウ』が公開されれば、さらにカードを公開するかどうかを選べますが、『犬』が公開されたらバーストです。

バーストしてしまうと、狐カードは犬カードの持ち主に取られてしまい、得点化されてしまいます。また、それまでに公開されたガチョウは持ち主の得点となります。つまり、狐プレイヤーの1人負けになるわけですね。

犬を引かなければ、好きなだけ場札を公開できるわけですが、途中で止める事を宣言する事も可能です。そうした場合は、それまで公開したガチョウと狐が全て狐プレイヤーの得点となります。こっちは狐プレイヤーの1人勝ち

犬はガチョウに比べてだいぶ少ないはずなのに、何故か引いちゃう。

全てのカードがプレイされたらゲーム終了です。最後は伏せたままの場札も得点化し、得点化したカードの枚数が多いプレイヤーの勝ちになります。

■遊んだ感想

人はどうしてこんなにも犬を引いてしまうのか?

『スカル(髑髏と薔薇)』に近い感じのゲームですが、あちらが人を選んで場札を選べないのに対して、ハッピーフォックスは人は選べないが場札を選べるので、誰を選ぶかと言う駆け引きが発生しない分、プレイ感は軽い印象です。感覚的にはババ抜きに近いかもしれません。

狐の枚数に限りがあるため、どこで仕掛けるのかを見極めたいところですが、結局「なんか犬公開されたし、今ならチャンスなのでは?」くらいの軽い気持ちでやるのが面白い気がします。

ライトに遊べて、犬が公開されると盛り上がると言う分かりやすさがとても小気味良いゲームです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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