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宝石の煌めき:ポケモン / Splendor: Pokémon

デザイナー:Marc André
アートワーク:
出版社:Korea BoardgamesSpace Cowboys
プレイ時間:30分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

『宝石の煌めき』のポケモンバージョンになります。基本的には宝石の煌めきです。初代ポケモンに出てくるポケモンが収録されています。

希少なポケモンのラプラスと伝説のポケモンのファイアー。ボーナスがダブルシンボルになっている。

通常の『宝石の煌めき』と異なる部分は、場に1枚ずつしか公開されず予約ができない代わりにボーナスがダブルシンボルの希少ポケモンと伝説のポケモンがいること。ゲーム終了トリガーが18点になったこと。そして、貴族の代わりに各ポケモンに『進化』が付いたこと。大きくこの3点です。

基本的には宝石の煌めきなので、手番にできることは、モンスターボール(宝石)の獲得、任意のモンスターボールとして使用可能なマスターボール(黄金)の確保とポケモンカードの予約、コストを払ってポケモンカードの獲得。これらのいずれかになります。

伝説のポケモンの獲得にはマスターボールが必要。
進化可能なポケモンにはカード上部に条件が記載。

ポケモンカードはコストを支払って獲得すると、ボーナスとしてモンスターボール1つ分の効果があるのも同じです。伝説のポケモンは、ボーナスがダブルで付いていますが、コストとしてマスターボールが必要になっています。さすが、伝説。

ボーナスだけで青のモンスターボールを3つ揃えて、場札にハクリュウがいたのでミニリュウを進化だ!

進化はアクションの後で判定が入ります。進化可能なポケモンにはカードの上部に進化に必要な条件と進化先が書かれています。進化に必要なボーナスが獲得されていて、場札もしくは自分の予約カードの中に進化先があれば、1枚だけコスト無しで進化する事ができます。進化元となったポケモンは除外され、進化先のカードが代わりに配置されます。

レベル1はレベル2に進化して、レベル2はレベル3に進化。
進化先はこっから取ってもOK!

貴族が無くなった代わりに、場札自体が貴族の効果をあわせ持っているような感じです。

■遊んだ感想

後半、怒涛の進化ラッシュで得点が跳ね上がっていく煌めき。

進化の条件が貴族に比べてだいぶ緩く、後半になると各プレイヤーのポケモンが次々と進化していき、場札に何が捲られるかで一喜一憂する感じです。

逆に緩いと言っても、序盤にすぐ条件を満たす事も難しいので、最初は比較的ちゃんと宝石の煌めきをやる感じになります。伝説のポケモンなどのダブルシンボルは進化の条件を満たしやすくなるので、取っておいて損はないような感じです。

ポケモンが好きな方はきっととりあえずこのポケモンを育てたいと言う衝動に駆られてしまうのではないかと思いますが、もうそれでいいのではないでしょうか。宝石の煌めきのバリエーションとして遊ぶのも、普段の煌めきと少し変わっていて面白いんじゃないかなと思います。

このゲーム中、ピカチュウが一番輝いてる部分。

ちなみに、箱絵にはピカチュウが大きく描かれてますが、カードにピカチュウはなさそうでした。ピカチュウが育てたかった方は、サトシの相棒のピカチュウで我慢してください。

イーブイは進化を忘れたのがいました。

ニャースもここにしかおらんかった。

ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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