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ヤギのベッポ / Beppo der Bock

デザイナー:Arthur Drescher, Peter Schackert, Klaus Zoch
アートワーク:Vincent Calas, designers contor, Fiore GmbH
出版社:HUCH!
プレイ時間:15分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

自分のコマをいち早くゴールまで移動させるすごろくゲームです。

すごろくだけどダイスは使いません。使うのはヤギのコマとパチンコ玉。箱がそのまますごろくのボードになっており、滑り台と強めの磁石が備え付けられています。

各プレイヤーは手番にヤギのコマを磁石の周囲に置いて、滑り台にパチンコ玉をセットします。そしてパチンコ玉を転がすと、磁石の力でパチンコ玉がヤギにバチーン!!とぶつかって、ヤギが吹っ飛びます。

滑り台にパチンコ玉をセットして準備完了!

ボードはいくつかのエリアに分かれていて、すごろくのマスは各エリアに対応しており、ヤギの止まったエリアのマスまでプレイヤーのコマを移動させます。もし、そのマスに他のプレイヤーが入れば、さらに先のマスまで移動できます。

パチンコ玉は磁石に吸い寄せられて…

もし、プレイヤーのコマがヤギに当たって飛ばされると、そのコマはスタート地点に戻されてしまいますが、すごろくの途中には四つ葉のクローバーが描かれた台座があり、そこを一番に通りすぎると一回まで当たってもスタートに戻さなくて良いバリアが貰えます。バリアは撃ち抜かれると、撃ち抜いたプレイヤーに移動します。

ここまでヤギが飛ぶ。惜しくも赤のプレイヤーには当たらず。コマは次の『森』マスに移動する。

これを繰り返して、最初にゴール したプレイヤーの勝ちです。

■遊んだ感想

小学校の理科の授業で使いたいゲーム・オブ・ザ・イヤー。初プレイだと結構ビックリする。

滑り台がそんなに急角度じゃないので、パチンコ玉がゆっくり転がっていくのですが、磁石に吸い寄せられた瞬間、スゴい速さでヤギにぶつかっていくのが初見だと驚くと思います。

ヤギはぶっ飛ばされるけど、良い笑顔。

ヤギの置き方とパチンコ玉をリリースする角度をコントロールすることで意外と色んな方向に飛ばせるので、コツを掴むと楽しくなってきます。特にパチンコ玉の角度によっては、ちょっとバックスピンみたいに急角度でヤギにぶち当てる事ができるのは驚きました。

お子さんと遊んでも楽しめると思いますし、大人同士でやっても子供心に戻って楽しめるゲームだと思います。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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