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ダス・シュピール / Das Spiel

デザイナー:Reinhold Wittig
アートワーク:Reinhold Wittig
出版社:ABACUSSPIELEKOSMOS
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

大量のダイスを使用したミニゲーム集になります。なんと、収録されているルールは50種類以上です。ちなみに『Das Spiel』は『The Game』の意味みたいですね。

また、特徴的なのはピラミッド型に配置されていく台座で、これを利用してピラミッドを作ったり、崩したり色々とやっていくようです。

大量のダイスが入ってます。

今回はいくつかのゲームを遊んでみました。

まずはピラミッドを作るゲーム。ピラミッドが完成した時に見えているダイスの数が多い方が勝利します。では、どうやってダイスを積んでいくのかと言うとお玉から流し入れていきます

ちょっとずつ流し込んでいくのがポイント。お玉は100均かなんかで買ってきましょう。

お玉に自分の色のダイスを置いて、それをザザーッと流し込んでいきます。この時、外にダイスが出てしまったら、その瞬間に手番終了となります。

完成したら、各壁面で見えるダイスの数を数えます。

ピラミッドが完成したらゲーム終了で、3面ある各壁面を確認して見えているダイスの数を数えます。壁面なので、てっぺんに置けば全ての壁面で確認できるので、1つで3点も貰えます。

続いては、壊す方。

こちらはてっぺんに置かれた金色ダイスを落とさない(てっぺんに居続ける)ように、他のダイスを抜いていくゲームになります。ジェンガみたいなことですね。

上の方にある黒の1とかがんばってる。

他のダイスを動かすのはOKなので、ちょっとズラしてみたりして、抜けそうな所を探す感じです。ピラミッドのどこが抜けそうかって言うのはなかなか難しいですね。結構、すぐ崩れる。

続いて、弾くやつ。

ダイスを台座の外から指で弾いて、早く規定の数台座の上に乗せられたプレイヤーの勝ち。台座は傾斜がかかっているとはいえ、そんな簡単に乗りません。むしろ、台座で変な方向に飛んでいってダイスが散乱することに。

ダイスがあっちこっちに飛ぶので、回収するのが大変。

ダイスは木製なので、何度も弾いてるとすぐに爪の辺りが痛くなります。

最後に数独的な何か。

台座の1段目を全て埋めた状態でスタートします。別でダイスを3つ転がして、台座から周囲に置かれたダイスの目の合計がその合計値と同じポイントを探して、そこにダイスを置く。手元のダイスを失くしたら勝ち。

青ダイス3つの合計値と同じ場所にダイスをいち早く置く。

■遊んだ感想

大量のダイスがピラミッド型に積み上がるのがインパクト大なミニゲーム集。

ミニゲーム集なので、1つ1つのゲームはルールも簡単でサクサク遊べるものが多い印象でした。ただ、同じコンポーネントを様々なルールで使い回しすため、一部のゲームは視認性とかそういうプレイアビリティ関係はある程度捨ててるものもあるように思います。

ピラミッド型に積み上がってるものって、そんなにないような気がするので、物珍しい感じにいくつか遊んでみるのも良いかと思います。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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