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パニックラボ / Panic Lab
デザイナー:Dominique Ehrhard
アートワーク:Maxim Cyr
出版社:Gigamic
プレイ時間:10~30分
プレイ人数:2~10人
■ゲーム内容
ダイスに示された組み合わせを時計回り、もしくは反時計回りで辿っていき、合致するものを見つけるリアルタイムゲームです。研究所から逃げ出したクリーチャーを捕まえると言うテーマ。
最初にカードを円形に並べます。順番はランダム。並べ終わったらゲームのスタート。
最初に代表者がダイスを振ります。ダイスにはクリーチャーの姿形、色、模様、そして開始位置とどっち回りかが描いてあります。
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ダイス目が確定したら、すぐに該当するクリーチャーを探し始めます。特に手番はなく早い者勝ちです。ダイスに示された場所と方向にスタートして、カードを辿っていき、最初に該当のクリーチャーに遭遇する場所を指差します。一番早かったプレイヤーには1点入ります。
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円形に置かれたカードの中には、特殊カードが2種類含まれています。1つ目はダクト。ダクトにたどり着くと次のダクトまでワープします。もちろん、その間に該当のクリーチャーがいても、飛び越えてしまいます。
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もう1つは変換。変換は通過すると、タコ⇔なめくじ、縞模様⇔点々模様、青と紫⇔赤とオレンジと言った具合にダイスで示された内容を変更します。ちなみに4回変換を通るとクリーチャーは溶けてなくなります。ちなみに、溶けた場合はその変換カードを指差します。
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これを繰り返して決められた得点を取ったプレイヤーが勝利します。
■遊んだ感想
線で考えるカルタ。
スタート位置が指定され、そこから線で条件を満たすクリーチャーを探し当てるリアルタイムゲームです。ダイスの条件に合うものをヨーイドン!で探すのでカルタっぽいプレイ感とちょっとレース感があるのが面白さです。
変換やダクトによるワープなどの障害を乗り越えながら、正解にたどり着こうとするわけですが、これらによる変換はそこまで複雑ではなく、慣れてくると結構サクサクと進めるようになります。
ルールの複雑さ :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆