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マーベル:リミックス / Marvel: Remix

デザイナー:Bruce Glassco
アートワーク:
出版社:WizKids
プレイ時間:20分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

マーベルのキャラクターが登場するカードゲームです。『Fantasy Realms』のテーマを変えたバージョンになるようです。ゲームの目的は手札を入れ換えていき、ゲーム終了時により高い得点を目指す事です。

ゲーム開始時に各プレイヤーには7枚のカードが手札として配られます。カードは2種類あり、ヒーローや武器や土地と言った様々なカードが入っているものとヴィランがあります。

手番には山からカードを1枚引いて、1枚を捨てます。捨て札は共通の場に置かれ、カードを引く代わりに捨て札から1枚好きなカードを持ってく事も可能です。ちなみに、カードの山は2つに分かれていて、片方はヴィランで、もう片方はそれ以外となっています。

山札はヴィランとそれ以外に分かれている。カードはタグや特殊効果が満載。

カードには点数と様々なタグ、そして特殊な勝利点などのカード効果が書かれているため、カード同士のシナジーを探していく感じで、進んでいきます。カード効果は特定の種類やタグなどのカードに追加得点を与えたり、タグを強化したりなど様々です。

ヴィランは特殊なカードで、条件を達成していないとマイナスになる効果が書かれている事が多いです。特に、達成していないと存在すらしなくなるカードは強烈です。何故なら、得点計算の段階でヴィランを1枚も持っていないプレイヤーは足切りにあうからです。

捨て場に8枚も並んでるので終わりは近い!

ゲームは捨て場にカードが10枚並んだ瞬間に終了します。手番のドローの時に捨て場から引くケースもあるため、3手番くらいで終わるような事はあまり発生しないと思いますが、ゲーム自体やれる事がシンプルなので、すぐに終わります。

得点計算はゲーム終了後に行い、カードの効果を適用しながら、手札のカードの得点を合計します。

■遊んだ感想

マーベルに詳しくなくても楽しめる。詳しければ、もっと楽しめるカードゲーム。

手番に出来ることがカードを引いて捨てるだけなので、サクサクと進みます。ただ、カードには様々な効果があり、どう組み合わせたら得点が高くなるのかを考える必要があるため、ゲームにある程度慣れているとより楽しめるのではないでしょうか。

マーベルが好きな方なら、カードを見てるだけでもニヤニヤできてしまいそうですが、あくまでもフレーバーなので、マーベルの事が詳しくない方でも、ゲームを楽しめると思います。

プレイヤー間のインタラクションは、ほとんどなく捨て場のカードを獲得する部分くらいです。それも相手の手札はゲーム中は見えないため、相手の欲しそうなカードをカットすると言うよりは、たまたま欲しいカードを取られちゃったくらいの感覚です。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★★☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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