見出し画像

ペンク! / Penk!

デザイナー:Simone Luciani
アートワーク:Ruslan Audia
出版社:Cranio Creations
プレイ時間:15~20分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

ダイスを振って同じ目を揃えながら、得点条件を満たしていく紙ペンゲームです。

ダイスを同じ目のグループに分けて、紙に記録していく。

各プレイヤーにはシートが1枚渡されます。紙には縦軸にダイスの目、横軸にダイスの数が書かれています。

各プレイヤーは手番にダイスを6個振ります。1手番にダイスは2回まで振りなおしが可能です。振り直しをする場合は、好きな数だけダイスをキープしておいて、残りを振り直しする事ができます。1回目の振り直しでキープしたダイスとは異なるダイスを2回目にキープしてもOKです。

ダイスが確定したら、結果を紙に記録していきます。ダイスは同じ目をグループにまとめておいて、何の目が何個出たかでシートの交点に○をつけていきます。最終的にこの○の中の数字が得点になっていきます。

この時、縦もしくは横1列全て○が付いたら、他のプレイヤーは同じ列でまだ○をつけていない場所に×を打たなければいけません

他のプレイヤーに横1列目全て○を付けられてしまったため
まだ○を付けてないマスに×が付いてしまった。

この×は他のプレイヤーにロックされ、使用できなくなった事を意味しています。いずれかのプレイヤーのシートで縦列が2列埋まったらゲーム終了です。

簡単。

得点計算を行う際は○を付けたマスの真ん中に書かれた数字の合計を縦横で足していきます。ただし、得点化できる列は3つ以上○がある列のみです。

ダイス目2の縦列は2つしか○がないので得点化できない。

ダイスに特徴があり、目は1~5とオールマイティになっています。オールマイティはどの数字にしても問題ありませんが、単独では使用できず、1つのグループに1個しか入れられません。

また、振り直しを2回行った結果、どのマスにも○を付けることができなかった場合はペナルティとして、任意の縦列を選んでまだ○を付けてない全てのマスに×を打つことになります。

■遊んだ感想

直接的なインタラクションのある紙ペンゲーム。

縦横の列を完成させることで、相手に対して×を打たせる事ができると言う部分がインタラクションになっている紙ペンゲームです。

紙ペンと言うと比較的目標の早取りなどでプレイヤー間のインタラクションを実現させているものが多い印象なので、相手のマスを先んじてロックすると言う直接的なインタラクションは珍しく、遊んでいて面白かったポイントの1つです。

自分で○を打つだけでなく、相手の状況に応じて×を書かないといけないため、シートは思った以上に埋められていきます。1人ずつダイスを転がしていくのでダウンタイムはありますが、相手のダイスロールの結果に一喜一憂できるため、あまり気にはならなかったです。

あと、オールマイティは便利なんですけど、単独で使えなかったりと制約があるので意外と使い勝手が良くないんですよね。そこら辺の儘ならなさもポイントです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★★☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?