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オーノー、ボルケーノ! / Oh No, Volcano!

デザイナー:Phil Walker-Harding
アートワーク:Adam Grason
出版社:Buffalo Games
プレイ時間:15~25分
プレイ人数:1~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

登山家として火山を登りながら宝石を集めていくゲームです。火山と言うのがポイントで、しょっちゅう山の頂上から岩が転がってきます。

プレイヤーはA、B、Cと書かれた3体の登山家コマ個人の山札を持っています。ゲームの目的は、それらを使って、手元のボードに描かれた枠の分だけ、山から宝石を集める事になります。全ての枠を宝石で埋めたプレイヤーが出た瞬間、ゲームが終了します。

真ん中が宝石置き場。上の段にある宝石ほど、高く登る必要がある。

手番はスタートプレイヤーから時計回りです。やることは手札から1枚カードをプレイするか、ギアカード(持っているなら)を使うかの2択です。

どちらのカードも何のコマをどれだけ進めるかが書かれているので、該当するコマを移動させます。

例えば真ん中ならAを3つ動かして、傘を置いて、5番から岩を落とす。

移動させる時は、山から突き出てる杭から杭へ移動していく感じ。隣接した杭に移動するのに1移動力を使用します。他のプレイヤーのコマや傘みたいな岩は通り抜けできないので迂回する必要があります。なお、移動力は途中で止めてもOK。

斜面を登っていくコマ。頂上まで辿り着けば緑の宝石が貰えて、コマが戻ってくる。

止まった場所に宝石が書かれていれば、それをゲット。穴があれば、同じ形の穴にワープします。

移動後、カードに岩アイコンが付いていれば、傘を好きな場所に配置することが可能です。配置できるのは何も無いところ。宝石、登山家コマがある場所、洞窟の入り口などがある場所には置けません。傘がストックになければ、どっかに置かれているヤツを動かしてもOK。

傘の下にいれば上から落ちてくる岩の直撃は受けないかもしれない。

それが終わったら、山の頂上から岩を落とします。頂上には番号がふられていて、カードにはどの番号から落とすかが書かれています。

4番からパチンコ玉が落下開始!

プレイヤーはパチンコ玉を取って、その番号の場所から転がします。当たってコマが落ちたらアウト。手元にコマが戻ってきます。その場所で踏ん張れば、大丈夫です。

あぶねー!!!傘がなかったら赤のコマは直撃を受けていたかもしれない!

コマが落ちてしまったプレイヤーはギアカードを引くことになります。ギアカードは少し強い事が書いてあるカードで手番に手札の代わりに使うことができます。

ギアカードは、各プレイヤー最大3枚まで持てる。

■遊んだ感想

パチンコ玉を落とす時が一番楽しい。予想だにしない跳ね返り方をするパチンコ玉に翻弄されろ!

上から落ちてくるパチンコ玉の予測できない動きに一喜一憂するゲームです。傘があれば安全かと言うと「うそやん。」って軌道からアタックをかけてきたりするのが笑えます。しかも、誰かのコマが転がり落ちると下にいるコマに二次災害まで起こるから爆笑。

宝石を全部埋めたので勝利!

ゲーム自体は無慈悲に「振り出しに戻る」が発生するカードを使ったすごろくに近いのですが、ワープゾーンがあったり、高い所にある宝石はそんなにたくさん取りに行く必要がないので、ダレる前に決着が付くような印象です。2人プレイだと必要な宝石が多くなって決着が付くまでの手番数が多くなるので、3人以上でサクサク遊ぶのが良い気がします。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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