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紋 / Mon: Emblems from Sengoku

デザイナー:Osami Okano
アートワーク:Michele Mor
出版社:Studium Mundi
プレイ時間:15~30分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

3スートのカードを小さい順に並べていくカードゲームです。各スートは戦国時代の俗に言う三英傑と言うヤツで、織田、豊臣、徳川となっています。

各スート、ランクは1~18で一番大きいカードは信長、秀吉、家康と言った具合。その他のカードも各家にゆかりのある武将の名前とその家紋が描かれています。

カードには武将の家紋と名前が入っている。

プレイヤーは規定枚数のカードを手札として持ちます。残りは山札。

ゲームが開始されたらスタートプレイヤーから順番に時計回りに手番が回ります。手番が来たら、手札からカードをプレイするか、1枚捨てて山から1枚ドローするか、シンプルに1枚捨てるか。

手番には、各スートの列の右端にカードを置いていく。左から右に数字が大きくなっていく。

カードはスート毎に一列で、左から右に向かって数字が大きくなるようにプレイします。プレイする際は右端のカードの数字よりも大きい数字を右端に置く、もしくは右端よりは小さいけど、その左隣よりは大きい数字のカードを右端のカードの上に重ねるかどちらかです。

こんな感じで右に伸びていく。戦国時代好きの獅子舞はテンション爆上がり。

例えば、2、3、5、10の列だったら、11以上を10の隣に置くか、6~9を10の上に重ねると言った感じ。

カードを置いたら、その上にカードに書かれた点数のチップを置いておきます。カードを重ねた場合は、既に置かれたチップを取り除いて、下に埋まってるカードの枚数+重ねたカードの得点を置いときます。

15の毛利秀元は下に2枚カードが埋まってるので素点の3点+2点。まだまだ上書かれる可能性もある。

これを繰り返して、いずれかのプレイヤーの手札が無くなったらゲーム終了です。カードに乗ってるチップの数を合計して得点の高いプレイヤーが勝利します。

■遊んだ感想

ラダークライミング、時々、下克上。

カードを小さい順にプレイして得点を確定していくゲームと思いきや、所々で大きい数字を敢えてプレイする事になる七並べのようなゲームです。

大きい数字をプレイしても最終的に自分がカードを取れれば良いので、エサをぶら下げて、カードを出させてから、最小値を出して獲得するような動きができます(裏をかかれてロックされる危険性はありますが)。この辺の駆け引きが面白いポイントに感じました。

最初は単純に小さい数字をなるべく並べていくゲームと言う風に捉えがちな気がしていて、戦略的に大きい数字をプレイすると言う所が初回プレイだと、なかなか見えてこないように思えるので何度か遊んでみると良いかもしれないです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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