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ツカナ諸島の小径 / Trails of Tucana

デザイナー:Kristian Amundsen Østby, Eilif Svensson
アートワーク:Gjermund Bohne
出版社:Aporta Games, Tendays Games
プレイ時間:15分
プレイ人数:1~8人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

島にルートを作り上げて、お宝をゲットする紙ペンゲームです。

ゲームの目的は島に点在するお宝と島の各地にある桟橋を繋ぐ事と特定の桟橋同士を道で繋ぐ事になります。

ゲームを始める前に各プレイヤーには、島の全景が描かれた紙を受け取ります。島はヘクスの形に区切られていて、外側には桟橋が描かれています。その後、各桟橋にランダムに選ばれた準備用のカードに書かれているように、アルファベットを書き込みます。

最初に各桟橋にアルファベットを書いておく。どこに何を書くかはカードで指示。アルファベットは2つずつ。

準備が終わったら、ゲーム開始。手番はなく同時進行で進んでいきます。最初に山札から2枚カードを引き、公開します

岩と水のカードが公開された。

カードには地形が描かれていて、プレイヤーは2枚のカードに描かれた地形が隣接している箇所に線を引きます。地形が隣接していれば、線を引く場所はどこでもOKです。

これだけ。

線を引いた結果、島に点在している宝物と何れかの桟橋が繋がった場合、その宝物をゲットした事になります。

岩と水の隣接した場所に線を引く。結果、ドラゴンとDの桟橋が繋がったのでゲット。

宝物は各種2つずつあり、両方をゲットするとボーナスとして好きなところに線を1本引く事ができます。

また、同じアルファベットの桟橋を最初に繋げることができたら、ボーナスが貰えます。

アルファベットごとに最初に桟橋と桟橋を繋げたプレイヤーが貰えるボーナス。

これを繰り返していき、山札が残り1枚になったらラウンド終了で決算となります。

決算では、獲得した宝物の得点が入ります。宝物の合計点を記録したら、次のラウンドを行います。

ラウンド終了時は、獲得した宝物の得点を合計して記録しておく。得点は累積していく。

マップによりますが、2ラウンドもしくは3ラウンド行ったらゲーム終了となります。

最後に同じアルファベットの桟橋を繋いだ得点やボーナスなどを加えてゲーム終了です。最も得点の高いプレイヤーの勝ち。

最後はこんな感じ。

■遊んだ感想

分かりやすく遊びやすい優等生なルート構築。

カードをめくって、その内容に従って線を引くだけのゲームなので、とても分かりやすいです。目的も桟橋から道を繋ぐだけで良く、細かいルールも少ない印象です。

3ラウンド制の島は広めになっている。

『既に繋がっている道に続くように』のような制限もなく、2枚のカードの地形が隣り合ってれば好きなところに道を引いても構わないので自由度も高く、悩ましさがあります。

早取り目標はあるものの、ソロプレイ感は強めで自分のやりたいことに集中することができるゲームです。島の中をくまなく探して、ベストなポイントを発見すると思わずガッツポーズしたくなります。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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