クーフシュタイン / Kuhfstein
■ゲーム内容
タイルを配置していき、目標を達成していくゲームです。タイトルのクーフシュタインはオーストリアにある同名の都市にちなんだものみたいです。デザイナーは『メン・アット・ワーク』のリタ・モデル。
ゲームは誰かが規定の点数を獲得したら終了で、手番には共通の場からタイルor目標カードを獲得するか、手札の目標カードをプレイして達成するか、牛を農場に追い返すかのいずれかを行います。
タイルは獲得すると自分の手元に配置します。特に配置制限はありませんが、四角に4つのタイルを配置した時にそれらのタイルが全て異なる種類だと真ん中に木が生えて追加の得点が入ります。
目標カードには必要なタイルの配置図が描かれていて、手元に配置したタイルがその配置図を満たしていれば、それをプレイして得点とする事ができます。
目標カードをプレイすると、その目標カードで種類まで指定されたタイルを1つ選んで、その上に牛が置かれます。牛が置かれているタイルは目標カードの達成に使用することができません。
では、牛はどうするのかと言うと、1手番を使って『群れ』を農場へ返します。ここで言う農場とは個人サプライの事ですね。『群れ』は縦横で繋がった牛達の事になります。牛は目標達成の邪魔になるだけでなく、サプライに足りなくても目標達成できないので、タイミングを見計らって戻さないといけません。
なるべくなら牛は一度にたくさん戻したいため、目標カードをプレイする時は、どこに牛を置くかも重要になります。
獲得した得点がある一定の値まで伸びるとボーナスがもらえます。得点ボード上に描かれてますが、追加の牛が貰えたり、即座に実行する追加アクションが出来たりします。
誰かがゴールしたら、そこから最終プレイヤーまでゲームを行って終了です。最後に最初に配られた目標タイルのうち1枚を選んで加点します。
■遊んだ感想
タイルを取って手元に配置していくゲームと言う事で『カスカディア』に近いようなプレイ感に思いました。しかし、ゴールとなる点数が決まっていることでレースのような雰囲気があり、後半になるとゴールに向けてどのように得点を獲得していくのかを考えるのが、面白く感じました。
タイルと目標の2つを睨みながらアクションしていくため、手元でタイルが大きく広がっていくと言う感じはあまりありませんでした。むしろ、複数の目標を効率良く達成していく事を念頭に置くため、無駄が無いように配置する事を意識したプレイングを求められる気がします。
ルールの複雑さ :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆