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チューリングマシン / Turing Machine
デザイナー:Fabien Gridel, Yoann Levet
アートワーク:Sébastien Bizos
出版社:Le Scorpion Masqué, すごろくや
プレイ時間:20分
プレイ人数:1~4人
■ゲーム内容
『検証機』と呼ばれる用意された問いに対して回答をしてくれる機械を駆使して、1~5で構成された3桁の数字を当てる論理パズルゲームです。
毎ゲーム問題を1つ選び、そこに記載された組み合わせのコンポーネントを用意して遊ぶ事で正解が導き出されます。全ての検証機の条件に合致する数字は1つしかないと言うのがポイントです。
ゲームが始まると各プレイヤーは3桁の数字を作ります。各数字は穴の空いたカードになっていて、3枚を組み合わせると1ヶ所だけ穴が空いたままの状態になります。
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各検証機は設問カードと各数字に対する回答カードの組み合わせで構成されています。設問の内容は『3桁の中に何個同じ数字が含まれているか?』、『△は3より大きいか小さいか?』、『他の2つの合計よりも大きい数字の記号(各桁は◯△□で表現されます)はどれか?』みたいな感じです。
検証機の回答カードの上に、作った3桁の数字を重ねると、答えに合致してればレ点が見えて、合致しなければ✕が見えるようになっています。これ、アナログでどうやって作ったんでしょうか…?
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これ、どうやって作ったの…
検証機は複数ありますが、1つのラウンドで利用できるのは3回までです。もちろん、途中で分かれば3回フルで検証する必要はありません。より少ない回数で答えにたどり着けたプレイヤーが勝利します。
■遊んだ感想
1人時間で遊ぶのに最適な論理パズル。
論理パズルが好きな方にはとても楽しめるゲームじゃないかなと思います。しかしながら、どこまでいってもソロプレイ感が強いため、個人的には「ボードゲームでこれをやる必要があったのだろうか?」と思ってしまいました。
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もう少し多人数で遊ぶ時は競争意識を持てるといいなと思いますが、ソロで遊ぶことをメインに考えられたゲームと捉えれば、とても歯応えのある面白いゲームだと思います。
ちなみに上級の検証機はホントに難しいです。
ルールの複雑さ :★★★★★★☆☆☆☆
駆け引き :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆