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ダダダ / DaDaDa

デザイナー:Gustavo "mut" Ceci Guimarães, Lee McGirr, TJ Spalty, Julian Spinelli
アートワーク:
出版社:The Op Games
プレイ時間:15~30分
プレイ人数:2~99人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

イラストから単語の定義を決め、出来た単語だけを使って問題となるイラストを表現していく協力ゲームです。

ゲームは2つのフェーズに分かれていて、最初に単語の意味を定義するフェーズ、それが終わったらその単語を使ってクイズを行うフェーズがやってきます。

単語の意味を定義するフェーズでは、場に単語カードが数枚公開され、さらにイラストが規定の枚数公開されます。

左のイラストを分類していく。最初は2つの単語だけど、分類できなかったら山から単語を追加する。

プレイヤーは時計回りにイラストがどの単語で表せるのかを決めていきます。イメージとしてはイラストを分類していって共通するものが単語の意味になる感じ。もちろん、他のプレイヤーが分類したものを他に変更してもOKです。

「ムー?」って言いながらカードを配置していく。他のプレイヤーが「ムームー!」と賛同(?)すればOK。

イラストを動かしたら、周りのプレイヤーはそれに対して意見を述べる事が可能ですが、ゲームを遊んでいる最中は単語カードに書かれた単語のみで会話することになります。「ムー?」「ムームー。」みたいな感じ。単語なので「ムー、ラ」みたいに組み合わせても良い。

今回はこんな感じに分類された。単語カードは最大で5枚。『ムー』は乗り物?『ラ』は人間?

ここまでが準備みたいなもの。

定義が終わったら、イラスト当てクイズを行います。各プレイヤー、時計回りに出題者となり、それ以外のプレイヤーは解答者となります。出題者はイラストを1枚引いて内容を確認します。こちらが正解のイラスト。続いて、5枚カードを引いてこちらもイラストを確認します。こちらはダミー

内容を確認したら、6枚をシャッフルして、場に並べます。そして、正解のイラストを示す単語を話します。もちろん、複数の単語を組み合わせても良い。

お題は「ダズー」。4枚まで絞られてきた。

解答者は場の単語だけで話し合いをして、正解のカードを探します。全員の意見が一致したら、全員でそのカードを指差します。

これだ!と思うイラストを見つけたら、みんなでそのカードを指差す。

出題者は選ばれたカードが正解か不正解かを判定します。これを繰り返して、出題者が1周するまではゲームを行い、その後は2問不正解となるまでゲームを続けます。たくさん当たると良い。

1問目以外、全然当たらなかった。

■遊んだ感想

微妙なニュアンスの違いをどう擦り合わせるか。

事前にみんなで決めたはずの単語の意味を元に、イラストが何なのかを考えるあまり無いテーマのゲームです。同じ意味で納得してると思ったら、実はもっと広い意味だったり、微妙にズレていたりするのが面白く、実際にどういう認識だったのか感想戦が盛り上がります。

例えば、車や自転車などが集まっている単語を『乗り物』と捉える人もいれば、『人が座るもの』と言うニュアンスで捉えている人もいたり。そんな中でソファーが出てくると、明らかに認識のズレで答えが分かれてきます。

「ダ?(人間の一部のことでしょ?)」

それをお互いに「ムームー!(これ座るものやろ!)」「ムー?トゥ。(いや、乗り物と言うよりか、道具の要素もあるで?)」みたいにやり取りしながら、正解に近づけていく所が面白く、周りから見ても意味不明な音を発している集団となるので、ギャラリーが集まりがちです。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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