パパヨー / Papayoo
■ゲーム内容
取りたくないトリックテイキングゲームです。ただただ取りたくないやつ。カードは4スートで1~10、それと特殊な黒スートが1~20。全て1枚ずつになっています。マストフォロー切り札なし。
ゲームは複数のラウンドで行われます。各ラウンドでは、最初に4つのスートが描かれたダイスを降ります。ダイスで出たスートの『7』はこのラウンドでは獲得するとマイナス点になります。
これが決まったら、手札を配ります。各プレイヤーは、配られた手札を確認したら、そのうち決められた枚数だけ手札を左隣のプレイヤーに渡します。
それが終わったら、トリックの開始。リードプレイヤーからマストフォローのトリテを行います。切り札はないので、シンプルにリードスートで一番大きい数字を出したプレイヤーがプレイされたカードを獲得します。
手札が無くなったら、このラウンドの得点計算。獲得したカードのうち、黒スートは額面の数字分だけマイナス点。
ダイスで決められたスートの『7』を持っていたら、-40点。黒スートのMAXが20なので、突出してマイナス点が高い。それ以外のカードは得点計算には使いません。
これを決められたラウンドだけ繰り返したらゲーム終了です。最もマイナス点の少ないプレイヤーの勝ち。
■遊んだ感想
毎ラウンド、-250点を分け合うトリックテイキングになります。加点要素はないので、ただただマイナスがかさんでいきます。
得点の入り方が雑で、1トリックで普通に-30点とか-40点とか発生します。このあたりの雑さは好みの分かれるところかもしれません。
トリックテイキングのルールがマストフォロー切り札なしと言うシンプルさ。カード構成も特殊カードがないため、取りたくないトリテの入門にも良いように思います。
ただ、負ける時はとことんカモにされて負け続ける事があるので、ちょっと辛くなってしまうかも。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆