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ターボキッズ / Turbo Kidz

デザイナー:Emmanuel Gauvain
アートワーク:Nikao, Rémy Tornior
出版社:Scorpion Masqué
プレイ時間:15分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

ペア戦で行う紙ペンのレースゲームです。各チームはドライバーとコパイロットに分かれてゲームを進めます。スタートからゴールまでいち早く駆け抜けたチームの勝ちです。

ドライバー役は最初に目隠しか目を瞑るかなんかして、何も見えない状況を作ります。そして、片方の手でペンを持って、もう片方の手はサムズアップしておきます。

ドライバーは利き手じゃない方の親指を立てておく。親指はジョイスティックで倒した方向にペンを走らせる。

その後で、コパイロット側は他のコパイロットと相談してコースを決めます。決まったら、そのコースをドライバーの前に置いて、ペンを持ってる方の手をスタート位置まで移動させます。ドライバーは何も見えてないので、一切コースが分からない状態です。

準備が出来たら、スタートの合図でレースを開始します。手番はなく、リアルタイムでゲームは進んでいきます。

ドライバーは何も分からないので、コパイロットがスタート位置まで移動してあげる。

スタートしたら、コパイロットはドライバーの親指を傾けて、進む方向を指示します。ドライバーはそれを受けて、目隠しのままペンを走らせます

コパイロットがドライバーに話すことができる内容はスピードに関することだけ。「ゆっくり!」とか「いったん、止まりましょう!」とかそんな感じ。進行方向に関する事は言えません

親指を前に倒して、上にペンを走らせる。

コースの途中にはチェックポイントが用意されていて、途中でコースアウトするとコパイロットが「クラッシュ!!」と宣言して、チェックポイントまでペンを持った手を戻します

青いラインがチェックポイント。これを越えたらクラッシュしても、ここに戻れる。

また、コースには様々な障害が用意されています。通っている間は会話ができない『トンネル』や、通ると決まった場所まで、ドライバーの手を掴んで強引に走らせても良い『ニトロ』など。

障害の中でも特徴的なのが『ジャンプ台』。黄色のジャンプ台にペンが乗ったらコパイロットは「ジャンプ!!」と宣言します。ドライバーはそれを聞いたらペンを空中に持ち上げ、そのまま空中を移動していきます。

「ジャンプ!!」と言ったら、空中にペンを上げて「着地!」と言われるまで空中移動。

そして、コパイロットは降りる場所まで来たら「着地!!」と宣言をして、ドライバーは真下にペンを下ろして、引き続きペンを走らせます

こんな感じで、ゴールまで最初に到達したチームの勝ち

無事にゴール!!

■遊んだ感想

ハイパー距離感が迷子。

親指をジョイスティックとして使用するのが独自性と言うか、なかなかぶっ飛んでるなと言う印象でした。

コパイロットの立場からすると、親指を倒しても、正確にドライバーに伝わらず、あっちこっちによれながら進んでいくのが儘ならなくて面白いゲームです。対戦相手がどこまで進んでるかとか見てる余裕が皆無。

途中、何度かクラッシュしてるので線が二重になってたりする。

ドライバー視点だと、とにかく不安で不安でしょうがないです。特にジャンプ中は、「えっ!?まだ、着地しないの?もう、とっくにボードをはみ出してない!?」と感じるほど、自分が思ってる距離と実際の距離が釣り合わない。

最後、めちゃくちゃ飛んだと思ったのに、意外と飛んでなかった。

車の特殊能力なんかもヴァリアントで入れれたりしますが、シンプルにワチャワチャするのが良いように感じます。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆

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