死者の日の祝祭 / Fiesta de los Muertos
■ゲーム内容
伝言ゲームの要領で、塗り替えられたヒントを元に今は亡き偉人の名前を当てる協力ゲームです。メキシコの死者の日がテーマで、名前を当てることでその偉人の霊を天に送ると言う事みたいです。
最初に各プレイヤーにはドクロが象られたホワイトボードと偉人やキャラクターの名前が書かれたカードが渡されます。ホワイトボードは上半分が折り畳みできるようになっているので、まずは各プレイヤーカードに書かれた偉人の名前を上半分に記入します。
それが終わったら、上半分を折り畳んで隠し、ドクロの口の辺りにヒントとなる単語を記入します。
全員書けたら、ホワイトボードを時計回りに回します。そうしたら、今度は受け取ったホワイトボードに書かれたヒントを見て、それを消し、新たなヒントを書き込みます。その後、ドクロの下の歯を黒く塗りつぶしておきます。
これを4回繰り返したら終了。全部終わるとドクロの下の歯は全て黒く塗られているはずです。
ヒントの書き換えが終わったら、プレイヤーに配られたお題カードを集め、さらに山から1枚お題を追加してシャッフルし公開します。ホワイトボードも集めてシャッフルして、番号を付けた状態で並べます。
プレイヤーは手元の回答記入欄に回答を書き込みます。全員が書き込んだら、ドクロを開いて正解の判定を行います。全員が正解したものはドクロを閉じて、骨トークンを貰います。そうでないものは、正解の人数だけチェックを入れて、開いたままにしておきます。
これを繰り返して、全てのドクロの正解が分かったら、最後にドクロが閉まってないボードに対して骨トークンを消費して、チェックを1つ追加していきます。これによって全てのマスが埋まったら、それもドクロを閉じます。
最終的に、よりたくさんのドクロを閉じる事が目標です。
■遊んだ感想
プレイヤーからプレイヤーにメッセージが渡っていく伝言ゲームの要素を持っているゲームなのですが、イラストなどのように不確かな要素を使うのではなく、ダイレクトに単語を送ると言うのが特徴だと感じました。
ただ、ストレートに単語を書くことになるので、連想される言葉で塗り替えていく事で、不確実さを演出している事になります。
4人を跨いでいて、蓋を開けてみるまで、どうなってるかが分からないので、連想が明後日の方向に向かっていると、自分のお題ですら見つけられない事もあったりするのが面白いですね。
イラストとかは苦手な方でも楽しめる伝言ゲームなので、幅広く受け入れられるゲームだと思います。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★☆☆☆☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆