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ブロックスシャッフル:ポケモンエディション / Blokus Shuffle: Pokémon Edition

デザイナー:Nick Hayes, Bernard Tavitian
アートワーク:
出版社:Mattel, Inc.
プレイ時間:30~45分
プレイ人数:2~4人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

アブストラクトゲーム『ブロックス』をベースに特殊なアクションを追加したブロックスシャッフルのポケモンバージョンです。

各プレイヤーは同じ構成の1~5マス分のブロック1セットとデッキ1つを受け取ります。プレイヤーはデッキからカードを2枚引いて手札とします。

同じ構成のブロックのセットを全員持ってゲームが始まる。

最初に各プレイヤーメインボードの角にブロックを1つずつ置いてゲームが始まります。

ゲームが始まったら時計回りに手番を行います。手番が来たら、最初に手札を1枚プレイして、カードの効果を解決します。それが終わったら手元のブロックを1つボードに配置して、最後にカードをデッキから引いて手番終了となります。

はじめは隅っこからスタート。

手札のプレイでは、ポケモンの技にちなんだ効果が発動します。技の中には、自分のブロックを手元に戻せる『ねむる』、連続手番ができる『でんこうせっか』などのように自分に有利に働くものと、相手のブロックを1つ選んで移動する『テレポート』やブロック1つを使えなくする『はかいこうせん』のように下家を殴るものがあります。

手番ごとにカードを1枚プレイして、効果を適用する。

カードをプレイしたら、ブロックを置きます。この時は通常のブロックス同様、既に配置済みの自分のブロックと角と角だけが接するように配置しないといけません。ただし、カードの効果によっては、このルールすらもぶち壊してくる。

基本的には自分のブロックと点で接するように置いていく。自分のブロックと辺で接してはいけない。

最後にカードを引いて手札を2枚にしたら手番終了となります。

これを繰り返していき、もうこれ以上ブロックが置けないとなったらゲームから抜けていきます。全てのプレイヤーがブロックを置けなくなったらゲーム終了です。

最後はギュウギュウ。

残ったブロックのマス数(『はかいこうせん』で破壊されたブロックも含む)を数えて、最小のプレイヤーの勝ち。

■遊んだ感想

バチバチのアブストラクトが味変でパーティーゲームに。

ザ・陣取りゲームでアブストラクトなブロックスに、ルールをねじ曲げてしまうカードが追加されたゲームになるわけですが、ルールの破り方がかなり大胆で、ルール無用の残虐ファイトになります。

おなじみのポケモン達が、えげつない技で襲いかかってくる。

相手のブロックを移動できたり、辺で接しててもOKだったりと、そもそもブロックスの根幹を揺るがしまくっているため、アブストラクトの風味を残したパーティーゲームになっているように思いました。

結構、置けなかった気がする。

また、技に明らかに序盤強いものや終盤強いものがあるため、カードの引き運に左右される部分は結構あります。ここら辺はご愛敬。

ブロックスに少し飽きてきちゃったかな?と言う時に遊ぶと強烈な味変具合を味わえます。なんなら、カード無しのブロックスがちょっと味気なく感じてしまうかもしれません。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★☆☆☆
運の要素     :★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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