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ダイスカップ / Dice Cup

デザイナー:Christoph Cantzler, Torsten Marold
アートワーク:Johann Rüttinger
出版社:Drei Hasen in der Abendsonne
プレイ時間:15~20分
プレイ人数:2~6人

参照:BoardGame Geek

■ゲーム内容

毎回、ダイスカップの中にあるダイスを見て、色や数字などを元にどの得点条件を適用するかを決めて得点をする、紙ペンゲームです。

特定のダイス目や色や組み合わせの中から1つ選んで、現在のラウンドの得点条件とする。

得点条件には「特定の色のダイスの目の合計」や「特定の数字のダイスの目の合計」などいくつかありますが、各条件はゲーム中1回しか指定できません。12の条件があるので、12ラウンドでゲームが終了します。

さて、前述した通りダイスカップの中身を確認してから、各プレイヤーはどの得点条件を適用するのかを決められるわけなのですが、このゲームではダイスカップは「せーの!」で中身を公開して3秒間だけ見る事ができます。3秒後には再びダイスカップは閉じられてしまいます。

ダイスは色と大きさがバラバラなのがくせ者。

つまりは、公開されている3秒間の間に中身を確認して、閉じられた後でどの条件を使うか紙にチェックをつけるわけです。

全員がチェックを付けたら、再度中身を公開して、各自得点を記入していきます。なかなかイヤらしいのは、ダイスはサイズが異なっており、大きいダイスと小さいダイスがあるところです。

大きいダイスはやたらと目立って印象に残りやすいのですが、小さいダイスはあまり目立たず、いくつが出ていたか忘れがちです。

■遊んだ感想

3秒間だけ待ってやる。

3秒間と言う時間制限の中で、得点効率が高そうなところを推測して得点化をしていくだけのシンプルなゲームですが、意外とパッと見で判断できなかったりするのが面白かったです。ゲーム時間も30分あれば終わるので、軽く遊んでおきたい時に良いゲームだと思いました。プレイ感はヤッツィーのような感じです。

ちなみに僕は「緑のダイスが4つくらいに増えたタイミングで緑の条件使おうと思うけど、いつまで経っても緑のダイス2つしか出ないな…」と本気で思ってましたが、ダイスは各色2つずつです!増えたり減ったりするわけないのです!!これから遊ばれる方はお気をつけ。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★★★☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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