ボムスカッド / Bomb Squad
■ゲーム内容
特殊部隊となって、爆弾を爆発させないように解体をしていく協力ゲームです。ババ抜きをベースにしたようなシステムになっています。
ゲームにはシナリオが設定されていて、最初にその中から今回遊ぶシナリオを選びます。それによって、使うコンポーネントやルールが変わる感じ。
おおよそ、共通しているのは爆弾を引かないようにしながら、ミスを規定の回数以内に納めつつ、それ以外のタイルを全て公開すると言うこと。
シナリオを選んだら使用するお助けカードを用意し、コードタイルをシャッフルします。コードには、整数の数字が書かれている通常のタイル、小数点以下まで書かれている切っちゃいけない爆弾、同じく小数点以下まである星タイルの3種類があります。
その後、各プレイヤーにタイルを振り分けます。各プレイヤーはタイルをカードスタンドに並べていくわけですが、必ず数字の昇順になるように並べていきます。小数点以下があるものも、ちゃんと昇順になるように間に入れておきます。
その後、プレイヤーは手元の通常のタイルから1枚選んでその数字を宣言します。これがゲーム開始時点での唯一のヒント。あとは、公の事実として各整数は4枚ずつ存在しています。
ここまで終わったら、実際のゲームの開始です。手番プレイヤーは他のプレイヤーの手札の中から1枚を選択し、その数字をコールします。この時、コールできるのは自分の手札にも存在する数字でないといけません。
選ばれたタイルの数字が正解であれば、タイルを倒して公開します。そして、同時にコールしたプレイヤーも自分の手札からその数字のタイルを公開します。間違っていたらライフを1削ります。この辺がババ抜き的な要素。
特殊なケースとして、4枚中2枚の数字が公開されている状態で残り2枚が両方とも手元にある場合は、手番にその2枚を公開することが可能です。
ちなみに選んだタイルが爆弾だった場合は即座にゲームに敗北となります。また、小数点以下を持つ星は他の星を当てることになります。
お助けカードはロックされていて、最初から使えません。ロックを解除するためには、お助けカードに書かれた数字を公開しないといけません。
カードには使用可能なタイミングが書かれているので、ロックを外せばそれに従って使用することができます。
また、それ以外にもプレイヤーにはダブルカードと言うものが用意されていて、ゲーム中に1回だけ使うと相手のタイルを2枚選ぶ事ができます。選んだうちのどちらかが指定した数字であればOK。
これを繰り返していき、ライフがなくなるか爆弾を引いてしまったらその時点で負け。爆弾以外のタイルを全て公開できれば勝ちとなります。
■遊んだ感想
ババ抜きと言えば心理戦と言う印書が強かったので、協力ゲームにババ抜きを加えると言うアイデアが斬新でした。
今回、遊んだシナリオでは手持ちのタイルがかなり多いのに、最初のヒントは1つずつしかないので、「これ、本当にできるの?」といぶかしんでいましたが、ライフを払ってお互いの手持ちのタイル情報を明かしていったり、様々な場面に情報が散りばめられているので、それをお互いに感じ取る事でちゃんと勝利することができました。まさにライフは資源。
コードタイルが細長い形で若干取り回しの悪さはあるんですが、カードスタンドが付いてるのでだいぶ軽減されてます。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆