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オトスナー / Otosner

デザイナー:Namiki
アートワーク:Soma Aoyagi
出版社:Wablues
プレイ時間:10~20分
プレイ人数:2~6人

参照:Wablues

■ゲーム内容

レストランのウェイターとなって、商品をお盆に乗せたまま、色々なことをするバランスゲームです。

ゲームモードが2つあって、負けを決めるか勝ちを決めるかになります。どちらもそんなにやることは変わりません。 

各プレイヤーにはツルツルのお盆カードが1枚と円柱型の商品コマが1つ渡されます。お盆カードはどちらかの手の上に乗せておきます。支える時は、手のひらを使わずに指の腹で支える感じ。そして、肘をテーブルにつけてはいけません

テーブルの中央には、追加の商品コマ、イベントカードとハプニングカードの山が置かれます。

準備が出来たら、事前に決められた店長プレイヤーの「本日もよろしくお願いします!!」の号令でゲームスタート。全員、商品コマをよく転がる向きにしてお盆カードの上に置きます。 

ゲームが始まったら、この状態をずっとキープし続ける。

この時点からゲーム終了まで、お盆カードの上から商品コマが落ちないように常にバランスを取らなければいけません

ゲームが始まったら、イベントカードを1枚引き、全員でその指示に従います。イベントカードの内容は、「首を回す。」や「店長とグータッチする。」や「お辞儀をする。」とかそういう感じ。終わったら、次の人がイベントカードを引く。

カードを引く時も商品を落としてはいけない。

イベントカードの中には、『ハプニングカードを引く』と言うイベントがあります。シンプルに引くものもあれば、じゃんけんで負けた人が引く事もあります。もちろん、じゃんけん中も商品を落としてはいけない。

ハプニングカード個人に適用されるイベントで、負の永続効果を与えるものが多くなっています。例えば、『このゲームを立って行う』とか『肘をピンとはる』とかそんな感じ。後は、『商品コマを追加しなさい』なんてのもあります。引いたハプニングカードは自分の前に置いておきます。

ハプニングカードによって、お盆に乗せる商品が増えた。

商品を落としてしまったら、そのプレイヤーは脱落です。負けを決める場合は、そこで終了となり、勝ちを決める場合は最後の1人になるまで続行します。なお、全てのイベントカードを処理できたら、その日は平穏無事でした。となります。

■遊んだ感想

10分ももたない。

手元で絶妙にコントロールしながら、ひたすら耐えるゲームなのですが、思いの外、制御が難しい印象でした。一度、バランスを崩すと整えるのに神経を尖らせます。

イメージとしては大道芸人の方がやる輪切りにしたパイプみたいな物の上に木の板を乗せて、その上に立ってバランスを取る芸を天地逆さまにした感じ。

と言うことで、比較的難易度は高めに感じました。特に、初めてだとなかなか慣れないこともあるので、練習タイムは設けた方が良いですね。

バランスゲームだと手番中にバランスを取って、それ以外はニヤニヤできる物が多いように思いますが、常にバランスを取っていないといけない物は意外と珍しいかもしれません。

比較的短時間でゲームが終わる事もあって、もう一回やりましょう!になりやすいので、何回か遊んでみて、どのくらい長く続けられたかをくらべてみるのも面白いかもしれないですね。


ルールの複雑さ  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★☆☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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