スカッドセブン / Squad Seven
■ゲーム内容
クルーを従えて、ジャングルを探検しながら財宝を手に入れて持ち帰るゲームです。
プレイヤーは、手元に7人のクルーカードを並べます。そして、財宝カードを人数分に分けて個人の山札を作ります。
後はCDプレイヤーと銃と弾丸をテーブルに置き、ちょっと離れた場所にゾンビとドラゴンのイラストが描かれた的を置いときます。
ここまでできたら準備完了。このゲームは音源を使って行います。今だと、スマホのアプリなんかを使うわけですが、古いゲームなのでCDで音源を流す事になります。
ゲームはヘリコプターが着陸した音がしたらスタート。再びヘリコプターが離陸するまでの約16分間続きます。ヘリコプターの離陸音が鳴ったらゲーム終了です。プレイヤーは、それまで時計回りに手番を行います。
手番が来たら、プレイヤーは自分の山札のトップをテーブルの中央に公開します。
それが宝石であった場合は、素早くそのカードを取ります。獲得したらいずれかの自分のクルーに重ねておきます。1人が持てる宝石カードの枚数は3枚まで。
宝石は、何でも取って良いわけではなくお手つきが存在します。
お手つきになるのは、カードに蛇が描かれているもの。そして、昼の時間帯に夜のカードを取ったり、夜の時間帯に昼のカードを取るのもお手つきです。
お手つきになったらクルーが1人ノックダウンとなるので、クルーカードを裏返して骸骨にします。
さて、時間帯とは何のことかと言うと、CDからは常にジャングルの音に加えて、太鼓の音もしくは鈴虫みたいな虫の音が交互に聞こえています。この音が時間帯を表していて、太鼓の音が鳴ってる間は『昼』、虫の音が聞こえている間は『夜』となります。
続いて、引いたカードがキャンプだった場合。こちらもカードの早取りを行います。宝石と同様、お手つきがある。
こちらは蛇ではなく、見張りがいたらお手つき。お手つきしたら、やはりクルーが1人ノックダウン。キャンプは獲得したら、他のプレイヤーが持ってる宝石を1つ奪うことができます。
山札の中にはその他にイベントカードが入っています。イベントカードは『蜘蛛』『ゾンビ』『ドラゴン』『吊り橋』『シャーマン』の5種類。
『蜘蛛』が出たら、そのカードをプレイしたプレイヤーが、捨て札の山をシャッフルして各プレイヤーに配ります。プレイヤーは自分の山の下に貰ったカードを追加します。
『ゾンビ』と『ドラゴン』は射的。カードをプレイしたプレイヤーが、実際に銃を使って的を倒します。ドラゴンの方がちょっと遠めから狙う感じらしいですが、今回はスペースの関係上、テーブルの周りを一周してから撃つことに。
『吊り橋』が出たら、全員立ち上がってテーブルの周りを駈け足で一周。
『シャーマン』は早取りで獲得したプレイヤーのクルーが1人復活します。
音源には所々で「うわぁ!」と言うような叫び声が入っており、イベントをこなしている最中に、これが聞こえると、そのイベントは強制終了になり、イベントをこなしてるプレイヤーのクルーが1人ノックダウンします。
叫び声がどんな感じで入るかと言うと「ホゥホゥホゥクワーッドンドコドうわぁ!ンドンキャッキャッ」みたいな感じ。
『吊り橋』は全員でやるので、全員のクルーがやられる。
これをゲームが終わるまで延々と繰り返していきます。ゲームが終わったら、生き残ったクルーの持っている宝石の枚数が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
■遊んだ感想
やってることは『おばけキャッチ』に近いのですが、流れている音によって取れる取れないの判断があるところが変わり種です。そもそも、音源を使うゲームと言うだけでも稀有なんですけどね。
ただ、ゲームに集中してると、昼と夜がどっちなのか良く分からなくなるタイミングがあったりします。そもそもすごい明確に「昼です!」「夜です!!」みたいに分かれているわけではなく、何となく夜になってたとかそういう感じ。
イベントカードが引かれると、いきなりアクションゲームに変わるのは面白く、いつ来るか分からない叫び声に怯えながら、はよせな!状態でイベントをこなす姿が見ていても面白い。特に射的が焦っちゃって、当たらない当たらない。
何となく『なげなげブリトー』とかと同じような系統のゲームだと思いました。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★☆☆☆☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆