
5本のキュウリ / Five Cucumbers
デザイナー:Friedemann Friese
アートワーク:Harald Lieske
出版社:2F-Spiele, Arclight
プレイ時間:25分
プレイ人数:2~6人
■ゲーム内容
伝統ゲームを元にしたトリックテイキングです。ノースート、ノートランプ。
シンプル。
このゲームは簡単に言ってしまうと、最後に勝たなければ良いトリックテイキングです。
各ラウンド、プレイヤーは7枚の手札を持ってスタートします。手番にはカードを1枚プレイするわけですが、プレイできるカードに制限があります。
プレイできるのは、そのトリックでプレイされた最大の数値のカードと同じかより大きい数値のカード。該当するカードを持っていない、もしくは出したくない場合は、手札の中で最低の数値のカードをプレイしないといけません。ちなみに同じ数値が複数プレイされた場合は後勝ちになります。

手札は7枚なので1ラウンド7トリック行われるわけですが、勝敗に関係あるのは最後の7トリック目だけ。つまり、7トリック目で勝たなければ良いのです。最後に勝ったプレイヤーは、プレイしたカードに描かれたキュウリと同じだけキュウリトークンを獲得します。なお、誰かが最終トリックで1をプレイした場合は2倍のキュウリトークンが降ってきます。
それが6つ以上貯まったら、そのプレイヤーは脱落で最後まで残ったプレイヤーが勝利します。
■遊んだ感想
勝ち続ければ何も問題ない。勝ち続けられればね。
最後に勝たなければよいだけなので、極論を言ってしまえば、最初の6トリックは勝ち続けて大きいカードを使い果たし、最後に小さい数字で負ければ良いわけです。
ただ、そういうわけにはいかないので、所々で負けつつ、良い感じに最後に勝てなさそうなカードを残す事を目指していきます。
最初に強いカードを使い果たしてしまうと、後はひたすら弱いカードを切り続ける羽目になってしまうので、手札を見ながら何回までなら負けてもいいのか、どこで勝ちを取るのかを考えるのが面白いゲームです。
ルールの複雑さ :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素 :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度 :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★☆☆☆