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更年期の過ごし方〜自分の内なる声を何より聴いてアプローチしていく〜
今日は私はオンラインで更年期治療のためのカウンセリング、診察を受けました。
診察で必要なお薬をもらう前に、
本当にお薬が必要か?
本当に更年期の症状か?
日常生活でどんな困り事があるか?
それ以外の困り事はあるか?
びっくりするくらい丁寧に時間をかけて、カウンセリングの時間があってから、また別の女医さんからお薬を出すための診察を受けます。
お薬が出るのならば、漢方がいいのか、ホルモン治療をするのか、併用するのか、本人が本当に納得してから治療をしていくようになっています。
医学博士であり、カウンセラーであり、実際にご自分が更年期で悩んできた当事者の女性がカウンセリングをしてくださり、そのあともう一度薬の処方、判断のために婦人科の女医さんとの診察。
医療提供チームのみなさんは、元々当事者であるようですので、熱い志しゆえこれだけ質の高い医療を届けられるのでしょう。
私は昨年11月にはじめてこちらの診察を受けましたが、あまりのサービスの素晴らしさ、理想的な医療の姿に感動し、今日で3回目になります。
私が今感じている更年期におけるベストな過ごし方は、更年期を無いものにはせず、ホルモン(エストロゲン)が急激に減少することでホルモンのバランスが崩れるなどの物理的な身体の変化をきちんと認識し、自分の心と体の状態の把握、身近な周囲とのコミュニケーションを大切にして、現実的な対処をしていくということです。
なぜなら以前の私は、更年期は「無いもの」のように無意識にしようとしていたからです。
しかも今思えば、「更年期だからきつい」と言ってしまったら言い訳になる、と自分を抑圧、否認していたように思います。
しかし、今日のカウンセリングで、
「そうなんです。あまりにもみなさんの更年期に対する知識が貧弱で社会に知れ渡っていなく、医師でさえ、更年期の正しい知識がない人が多くいるのが現状です。医学部で勉強し、身体のことを研究してきた私でさえ、自分が更年期に入って苦しむまで、今の現状に即した知識がほとんどありませんでした。私は1人の医療従事者として、経験者として、本当にこの現状がもどかしいのです。」
と率直に語ってくださるのを聞いていて、私も、自分のこうした体験を話すことで、どこかの1人の方の心が楽になったり、自分のパートナーがなぜだるそうにしているのか?などを理解できたり、更年期に関してより興味を抱いていただくことになればと書いています。
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