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毎日がありがたい日の連続だった〜不具合は感謝し喜べるチャンス〜

今朝早くから新しいエアコンの設置に業者さんが自宅に来ました。


先日夫婦で旅行に行き、帰宅してエアコンをつけたら、結構な量の水が、勢いよくエアコンから滴り落ちていました。

音楽をかけていたのではじめは気づかず、ふとバタバタしていた片付けの手をとめた途端、音楽に負けじと水の滴る音が部屋に響き渡っていました。

びっくりしてエアコンの下を覗きに行くと、

床に池ができている!!

えー!!

2年前にも同じような現象で業者さんを呼び、ドレーンを交換してもらっていたのにー!!


車で出かけようとしていた夫を急いで止めにいき、

床が池になってるのー!
ちょっと出かけないでー!

と慌てるあまり車の前に仁王立ちして、訳のわからない説明をする私。

水漏れがひどい、
→1番使っているリビングのエアコンがしばらく使えなくなる、
→この猛暑でエアコンなしは身体にきついぞ、
→熱中症大丈夫か?

もう旅行気分は一瞬に消え去り、思考はどんどん先走ります。

夫は結構のんびりしつつも、修理に来てもらうのが1週間以上先になると分かるやいなや、
「もう何度もなるなら買い換えよう。」

と、そのあとさっさと家電屋さんに直行し、新しいエアコンの注文をしてきました。


私はもっと原因を調べた方がとか、お金の無駄使いにならないか?とか思いながらも、やっぱり夫の決断力の早さはすごいなと、安堵もしていました。


そして今日のエアコンを変える日まで、同じような現象になりませんように、と祈る気持ちでここ数日を過ごしていました。


結果的にその日以来、水漏れはありませんでした。

でもまたいつなるかわからない、とバケツは常にエアコン下に置いておきました。


エアコンなしの部屋で、朝から業者さんが滝のような汗を流しつつ、今までより水漏れしにくい設置を工夫をしながら、新しいエアコンを設置していくのを私は見ていました。


この酷暑でエアコンが効かないと、こんなにも生活の質が違う。


そして、エアコンを設置するのに、こんなにも人の手間がかかっている。


どれほどの人さまの労力と工夫に支えられて、
今の快適な生活が成り立っていることか!!


ちょっと考えれば分かることなのですが、当たり前のごとく支障をきたさない日々が続くと、この感動的なほど、他人様の労力に支えられて日々の生活が成り立っていることに、鈍感になっていました。

かつて私は、安くて古い木造賃貸アパートで1人暮らしをしていたとき、断熱材などが入っていない造りもあったせいか、春先から西日が部屋中に差し込んでくると暑くてたまらず、夏になる前からエアコンをつけないと過ごせない日々がありました。  


外の音漏れも激しくて、眠るときには耳栓をするという工夫を、その頃自然に培ったりしていました。


この安くて古いアパートに暮らしてみなければ、実家の家の造りがいかに優れているかに気づかなかったなあ、と実家の素晴らしさをしみじみと思ったものでした。


そんな感情も薄れ去り、日常が当たり前のごとく快適に送れていると、


暑さや寒さを凌げる家のあるありがたさ、
毎日が送れているありがたさ、
私と出会ってくれている人がいるありがたさ、


何もかもが誰かや何かのおかげで成り立っているということに、鈍感になりやすい。


昨日は、学んでいたら自由になった〜ネガティブなことは成長のチャンス〜という記事を書きました。


今日は物の故障や不具合など、いつも通りといかないことも、どれほど毎日がありがたいことの連続で成り立っているか、に気づき喜べるチャンスでもあるな、と書きしるしておきたくなりました。


それぞれの方が、それぞれの場所で、ありがたい日々に喜べますように。

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