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更年期は自分と向き合うことのオンパレードだった。
今日、私は更年期カウンセリングというものを受けてからの診察で、漢方薬を出してもらいました。
実は以前の私は、こういうことを人に話すのはカッコ悪い、と思っていました。
これだけセラピーなどで自分と向き合ってきて、まだ漢方薬とかもらっているの?と人から言われそう(実際言われたこともありました)だし、以前薬をもらっているとか、病院に行っていると人に話したとき、「いろいろやってきているのに癒されてないじゃん!」と言われた経験から、恥ずべきことと感じてしまっていました。
が、落ち着いて考えてみたら、そういう発言をしてしまう人も傷ついているし、私自身のなかに恥の感覚がどこかにあったから、余計に言われやすかったし、傷つきやすかったのだろうとも思います。
ではなぜ今はわざわざこういう記事を書いているかと言うと、私が以前より癒されたのもありますが、私自身が更年期の正しい知識を知り得ていなかったし、想定出来ていなかったので、もっとこのことをいろんな方が知っておいた方が楽だろうと感じるからです。
気真面目な気質の方ほど、今までなんとか頑張ってやれてきたことが、例えば、かつての生きづらさの延長からくる体調不良や敏感さが顕著に出てきて、頑張りだけではきかなくなる、と実感しています。
結局、ホルモンは自律神経と大きく関わっているので、他人軸で自己犠牲的、他人の気持ちを無意識に優先して緊張しやすかったり、自分を責めるような自分に厳しいのが当たり前になっている女性は、私も含めてですが、物理的にホルモンが大きく減少する更年期の時期は、ひどい人だと今までできていたことが全くできなくなる、くらいに落ち込んだりします。
ですが、人によってはそういうこともあるんだ、と認識しているだけでも、自分が今までのように動けなくなったとき、なんでこんなことになってしまったんだろう、などと自分を責めたり落ち込むことを、少しでも減らせるのではないかと思うからです。
そして、周囲の人がある程度認識していることも大事なことだと感じています。
例えば、夫の会社で、私と似たような年齢の女性が休みがち、ということがあったとき、パワフルな女性経営者にそのことを呟くと、「そんな女性はたくさんいるわよ。私くらいよ、そんな時期も今も、ずっと休まずに働きつづけているのわ。」と還暦を過ぎているその女性ににべもなく言われた、と言っていたことがありました。
それから、夫は休みがちなことをあまり気にしなくなったようでした。
要は、そういうこともある、そういう女性もいるんだ、と認識しているだけでも、お互い楽だと思います。
今、関わってくださるカウンセラーやドクター方は、みなさん女性で、ご自分が更年期のとき、今までのようにいかない身体と心に翻弄された経験があるので、深い受容力、理解力、何をしたらこの時期を楽に過ごせるかをものすごく親身になってアドバイスくださり、毎回私は感動しています。
更年期、とついてますが、まさにカウンセラーであり、コーチであり、私にとってはメンターのような方たちに感じています。
その具体的なアドバイスは、私の実践を含めてさらにこれからも書いていこうと思いますが、今日はまず、そういう賢い先人たちがいるので、1人で悩んだり、落ち込んだりしている更年期の女性がいたら、ぜひドアを叩いてみて欲しいと思います。
こちらは、以前書いた私の実践記事です。
どんなときも、みなさんが豊かに幸せに日々を過ごせますように。
お読みいただきありがとうございます。