まいたく名画座No19 - Love Letter
どうも、まいたくです。
今回、19回目のまいたく名画座の上映となります!🎥
本日上映される映画は、、、、
『Love Letter』 です!!
◇監督・キャスト&あらすじ
原題:Love Letter
制作年:1995年
制作国:日本
監督:岩井 俊二
キャスト:※太字 主人公
中山 美穂
豊川 悦司/酒井 美紀/柏原 崇 他あらすじ:
一通の恋文が、遠く離れた北海道の小樽と神戸、さらには記憶の中にある現在と過去、それぞれの舞台を繋ぎながら、織りなすラブストーリー。
◇感想
私まいたく、正直に申し上げますと、この映画は、最近Youtubeで久しぶりに観たらしい「よめたく」(≒まいたく家の勘定奉行)がですね、、
、、「めちゃくちゃイイから観なさい!、さもないと、小遣い減らsuzokonoyaro..」的なプチ夫婦会議の結果、観た作品でございます(^^)
古い映画なので、しぶしぶまでいかないまでも、まあまあ「いっちょ観るか」くらいの感覚で鑑賞したのですが、、、
これが、とっても素晴らしい映画でした!!(^^)/!!
ホント、すまん、、そしてありがとう、よめたく!!
まあ、少々古い場面もありましたが、今でも、全然、ほぼ色褪せずに楽しめる映画だと思います(^^)
と言う事で、見どころに行ってみましょう!!(^^)/
◇映画の見どころ
詳細まで練られた物語に注目!
この話は、同姓同名の人物をめぐり、ふたりの女性の交流が織りなすストーリーです。
ふたりの女性の交流は、あるちょっとした勘違いから始まるのですが、その設定に無理はなく、現在の令和の時代においても、とても新鮮に感じます。
また、その出来事により、ふたりのうちの一人の女性が、自身の過去の淡い記憶を、呼び覚ますことになります。
そして、その記憶の中心となる男の子の思い出を、もう一人の女性に伝えるかたちで、彼女たちの交流の物語が進んでいくのですが、その過去のシーンが、非常に印象的なものが多く、私たちに静かで、爽やかな感動を与えてくれます。
観方によっては、ふたりの女性と、過去の男の子との不思議な三角関係が形成されているように感じます。
そういったところも名監督、岩井俊二って感じですね。さすがです(^^)
中山美穂さんはじめ、出演者たちの名演に注目!
これは、私の謝罪案件なのですが、、、、
1995年当時の、私まいたく、邦画を、少々低く見積もっているところがありまして、、、(^^;)
それに、主演の中山美穂さんも、女優とはいえ、アイドルイメージがまだ強かったし、そもそも、当時は映画にそれほど興味が無かったため、この映画は完全スルーしていました。。。
ですので、今まで、こんなに素晴らしい映画であることを、知りませんでした・・・
手をついてお詫び申し上げます。。orn…サーセン
ということで、改めてこの映画を観ましたが、主演の中山美穂さんの演技、非常に上手ですね!ホント驚きました・・
彼女は劇中、渡辺博子と藤井樹の二役を演じるのですが、特に博子の際の、少し焦点の合わないような、虚ろな表情が、博子という人物像を上手く表現しているように感じます。
今は女優としての地位を確立している彼女ですが、当時は、なんとなくアイドル的で、また、どっちかというと、コメディエンヌのイメージが強かった印象でしたので、ちょっと驚きましたね・・・
まあ、30年経った今、気付いた私まいたくが、おかしいんですけどね・・(^^;)
また、その他の主要人物の演技も素晴らしかったです。
柏原さんは一線を退いていますが、豊川さんや酒井さんは、今でもご活躍されておりますので、もし私のように未鑑賞の方は、昔の、彼らの瑞々しい演技をご覧になると、逆に新鮮かもしれませんね(^^)
ただ、一点だけ、、、
端役というか、今で言うとモブキャラの面々が、もう少し演技が良ければなぁ、、と思ってしまいましたね。。
本当に細かいところなので、気にする必要は無いですが、すこーしだけ、残念でした(^^;)
岩井俊二監督が表現する映像美に酔いしれよう!
こちらも、あるあるな話かもしれませんが、岩井監督と言えば「映像美」に定評がある監督というイメージです。
もちろん、この映画も例にもれず、特に、小樽の雪景色など、屋外の風景が非常に美しく、また、屋内の情景も逆光を上手く利用し、淡くぼんやりとした、少し切なさを感じさせるように描いています。
そういった、映像の美しさを主眼に鑑賞するのも、面白いかもしれませんね(^^)
◇Next step
ということでいつものNext stepです。
この映画を観たら、次はこちらをどうぞ!(^^)
チャンオクの手紙/チィファの手紙/ラストレター
こちら、まとめてご紹介です。
2017年に岩井俊二監督が、ぺ・ドゥナ主演で撮影した、韓国のショートムービーが「チャンオクの手紙」です。
そして、その映画の長編企画であり、日中韓それぞれで別の作品として製作した結果、2018年に中国版として「チィファの手紙」、日本版として「ラストレター」が2020年に公開されたようですね。
私も未鑑賞ですので、時間を作って、まずは「チャンオクの手紙」からさらってみたいと思います(^^)
キリエのうた
今回は、岩井俊二監督縛りです(^^)
ということで、こちら2023年公開の同監督作品、キリエのうたです。
脇役含め、非常に豪華な配役ですね。この映画。
ご興味があれば、こちらも手に取ってみてください(^^)
◇おわりに
はい!今回は「Love Letter」を紹介しました!
いやぁ、、とてもいい映画でした。
、、、って、既にご存じの方も多い作品ですので、今更感が強くて申し訳ないです・・・(^^;)
やっぱり、偏見やバイアスは良くないですね・・
もしかしたら、今回の映画のように、勝手なイメージで避けて通っていた作品もあるかもしれませんので、今後は、食わず嫌いを理由に、取りこぼしてきた作品にも、目を向けてみようと思っています。
その結果、古い映画でも、何か良い作品に巡り合えたら、ぜひ記事にさせて頂きますね!
その時は、また、お付き合いいただけると幸いですー(^^)/
ということで、この映画に対する感想などありましたら、コメント頂けると幸いです。(でも、ネタバレはやめてね(^^;))
以上、ご愛読ありがとうございましたー!!
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