見出し画像

美術館紹介 No.15: 三井記念美術館 vol.1 - 企画展 文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 No.2

どうも!まいたくです。

今回は、三井記念美術館の企画展「文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」の第二弾!

と、なります!!😆

↓前回はコチラ

前回は、遥かバーミヤン遺跡の「東大仏」が、インドや中国に渡る際、どのように変化していったのか、、

というのがメインでしたが、、

今回は、反対の「西大仏」くん😊
この大仏様が、どのように変化していったのかを、記事にしようと、、

思います!!😆

ちなみに、私まいたくの美術館紹介を、マガジンでまとめてます。
結構たまってきたので、かなり読み応えあります!ぜひ!😊

ではいく!!


◇美術館 概要

1.基本情報

・所在地:東京都中央区日本橋
・開館:2005/10/8
・美術館HP:


◇注目作品

※なお、今回は美術館での撮影は禁止でしたので、
以下のパンフに描かれてる作品を抜粋しつつ、印象に残った作品のコメントをさせて頂きます😊


1.さまざまな弥勒菩薩像

で、バーミヤン遺跡の西大仏さん、、

この方は「弥勒菩薩」として、中央アジアや中国、朝鮮半島を経て、日本にもたどり着きます😊

そして、弥勒菩薩というのは、現代仏のお釈迦様入滅後の56億七千万年後にこの世に下生するという、、

いわば、未来の救世主という神様。
、、のようです😊

「東大仏」は太陽神であり、お釈迦様(=現大仏)
「西大仏」は弥勒菩薩(=未来仏)

、、と、遠く離れた東アジアの地域にまで、広まっていくのが、、
ホント面白いです!!
😆

で、その弥勒菩薩像、、中央アジアでは、、

こんな感じで、ですね、、
かなり、堀の深い西洋風のお顔、でございます😊

しかも、結構筋肉質で、男性的な魅力を兼ね備えたお方に、仕上がってます、、


で、それが、日本にやって来る頃には、、

こんな感じで、日本でよく観る日本風のお顔となっております😊

なんか、柔らかーで、穏やかーな、表情ですよね😊

、、、?!🤔

今ふと思ったのですが、、
この弥勒菩薩さんは、未来仏という仏様、、

で、仏様は、仏教の悟りを達成した存在であり、仏教徒が追求する理想的な象徴、、

ということはですよ、、

中央アジアの弥勒さんは、男性的で勇敢な感じ、、
日本にの弥勒さんは、女性的で慈悲深い感じ、、

、、と、時と場所によって、同じ仏教徒でも、目指す方向が変わって来るような気がします、、

私は仏教に全然明るくないので、的外れな解釈かもですが、、
非常に面白いなーと、思いました!😆

ちなみに、、
たまたま、この二つの弥勒さんには水瓶がありませんが、本来は髪を結い上げて、左手に水瓶を持ってるのが、弥勒菩薩の特徴だそうです😊

勉強になるわ、、(*´Д`*)


◇おわりに

ということで、今回は、、
三井記念美術館の企画展「文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」の第二弾をお送りしました!!😆

ちょっと今回は、色んな制約の中でのご紹介でしたのでね、、

もしかしたら、上手くお伝えできなかったかもしれません、、😅

でもね、私まいたく、、
今回の企画展で、仏像周りにかなり興味が出てきました!😆

国や地域を渡って、伝わってきたものが、少しずつ形を変えて広まっていく、、

そういった、抽象絵画を観るトキに感じる、内包的な方向を想像するのではなく、、

外側に向かって、どこまでも広がるような、そういった想像力を刺激するような感覚が、、

とっても気持ち良かったです!😆


なお、、これは非常に、悲しい事なのですが、、
この企画展の核となるバーミヤン遺跡の2つの大仏は、、

実は、2001年3月にイスラム主義組織のタリバンに破壊されており、現在では、観ることが叶いません、、

私の記事では、政治や宗教に伴う紛争や軋轢などは、取り扱っておりませんので、言及は避けますが、、

芸術的、学術的観点において、非常に重要な建造物が、永遠に失ってしまった事については、とても残念ですし、、

このような事が二度とないように強く願ってやみません。

、、と、最後は少し、悲しい終わりになってしまいましたが、、😅

今回はコレで終わりますね!

では!


いいなと思ったら応援しよう!