美術館紹介 No.8:国立西洋美術館 vol1
どうも!まいたくです。
今回は、久しぶりの、美術館紹介企画第8弾!
「国立西洋美術館」を紹介します!!
◇美術館 概要
1.基本情報
・所在地:東京都台東区上野公園
・開館:1959年
・美術館HP:
2.概要
今回は、東京台東区上野公園にある「国立西洋美術館」を訪れました!
と、いいますのも、私まいたく、この美術館が、2022年4月に、リニューアルオープンして以降、全く、訪れてなくてですね。。😅
東京都美術館、ばっかり、行ってたのでね💦
なんか、不公平だし、たまには、こっちの美術館にも足を運ばねば!
、、と、そんな、ふとした思いつきで、今回は常設展を観に行ったのですが、、、
いやぁ、、、良かったですね😊
多分3時間近くは、いたんじゃないかなー、、
なんか、観入ってしまった、、😅
やっぱ、松方コレクションって凄いんですね😊
とても、素晴らしい作品が、、
これでもか!
、、ってくらい、展示されておりましたよ😊
で、「松方コレクション」ってなんぞ??
という方もいらっしゃると思います。
こちらはね、、
シロウトの、私まいたくが、お伝えするより、コチラの記事を見てもらう方が良いと思いますので😅
詳しくは、ご覧下さい!
この松方幸次郎さん、非常に、芸術に造形が深い方ですし、とても大きな目標をもった、熱い人だと思います。
ホント、かっちょいい人です!😆
そんな、松方コレクション含め、今回、私まいたくが注目した作品、をお伝えします!
◇注目作品
1.考える人(拡大作)- オーギュスト・ロダン
まずは、この美術館に入る前の、入り口左側に鎮座されている、オーギュスト・ロダンの「考える人」です!
この「考える人」本物なんですか??
って思う人、多いようなのですが、、
、、れっきとした、本物だそうです!
これについて、ちょっと調べたのですが、年表にすると、こんな感じなんですって。
1881-82年(原型) - ロダン作
1902-03年(拡大) - アンリ・ルボッセ(ロダンの友人)
1926年(鋳造)
ちなみに、ロダンは、1917年に、亡くなっており、ロダンの死後に、鋳造されているため、余計混乱するのですが、、
あくまで作者は、原型を作ったロダンになるようです。
、、あれ?
でも、この作品は「考える人(拡大作)」ですよね??
、、それでも、大丈夫!
拡大作の型も、ロダンが作った原型を元にしてるので、結局は、ロダンの作品、ってことになるみたい😊
ということで、早速、館内に入りましょうー!😆
2.ホロフェルネスの首を持つユディット - ルカス・クラーナハ(父)
こちら、ルターの肖像画で有名な、ルカス・クラーナハ(父)の作品です!
ちょっと(結構?)エグい作品ですが、、
この国立西洋美術館、ユディットとサロメというテーマで、次の作品と並べて展示しています😊
なので、次の作品も、先に観ちゃいましょう🖼
3.洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ - ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
ということで、、
こちらも、お勉強的には「ウルビーノのビーナス」で有名な、ティツィアーノの作品です😊
こっちも、エグっ、、っていう作品なのですが、、
意味合い、が全く違うようです、、😅
聖書(新約聖書/旧約聖書)や伝承に明るくない、私まいたくが、えらそげに述べるのも憚れるので、あまり、詳しくは語りませんが、一般的には、、
自国を守るために、その勇気と美貌を持って、ホロフェルネスの首を取った、ユディット。
と、、
母ヘロディアの命により、聖職者である「洗礼者ヨハネの斬首」を求めた、サロメ。
この同じような、構図の絵にも関わらず、対照的な2人を、描いたそれぞれの絵画、、
とても、面白いです!
さて、みなさまは、どちらがお好みですか??
非常に、興味深いと思います😊
4.鳥罠のある冬景色 - ピーデル・ブリューゲル(子)
こちらも、似ているというか、やっぱり親子な二枚の絵、です。
まずは、お子さんの方のブリューゲルくんの作品と、、
5.アブラハムとイサクのいる森林風景 - ヤン・ブリューゲル(父)
そして、こちらが、お父ちゃんの方のブリューゲルさん。
ちなみにお父さんの方は「雪中の狩人」という、絵画で有名なおヒトです😊
また、お父さんは、北方ルネサンス期に活躍した画家で「農民の画家」なんて呼ばれたりもしてます。
この頃の画家さんたちの中で、農民や狩人といった、一般の方々を題材にしたヒトって、そんなにいなかったんじゃないかな?
そういった意味では、結構稀有な、画家さんだったと思います😊
特にブリューゲルくんの方は、当時の人々の服装とか、遊びとか、そういった世俗がよくわかって、とっても面白かったです。
◇おわりに
はい!ということで、今回は「国立西洋美術館」をご紹介させて頂きました(^^)
ただ、なんせ、この美術館、見どころがたっぷりありますので、、
一回では、到底紹介しきれませんわ・・・( ゚Д゚)
ということで、次回もやりますよ!
多分、vol3くらいまで作ろうと思いますので、よければ、またお付き合いくださいねー!
では、また!